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2019年9月19日更新
サウジ石油関連施設攻撃、指標原油高騰も混乱
 14日にサウジアラビア・アブカイクの石油関連施設に対する攻撃により指標原油が急騰するなど、世界の原油市場が混乱している。ニューヨーク市場の米国産WTI(期近・終値)は週明け16日に、㌭62㌦90㌣と前週末比8㌦5㌣上昇し、5月下旬以来ほぼ4カ月ぶりの高値をつけた。
 欧州市場でも北海ブレントが同日、69㌦2㌣とやはり5月下旬以来の高値水準に引き上がった。サウジアラビアに詳しい石油情報センターの橋爪𠮷博事務局長によると、今回攻撃を受けたアブカイクは、周辺油田で生産された原油の集積基地にあたる場所という。原油は同地で油とガスに分離され、ペルシャ湾沿岸の主要積出港ラスタヌラにパイプラインで運ばれる。
 被害状況については不明な部分も多く、日本の元売は当面の原油輸出への影響や、復旧までにどの程度の時間を要するかなどについて、情報収集を進めている。
 あくまで追加攻撃や報復攻撃といった、混乱をさらに助長する事態が発生しないことが前提だが、サウジ自体の原油備蓄に加え、米国や日本といった主要消費国の備蓄を考慮すると、即座に供給不安が生じるとは考えにくい。
 ただ重要施設の脆弱(ぜいじゃく)性が浮き彫りになったことで、市場はあらためて地政学リスクへの認識を強めたとみられる。当面は米国とイランの対立を中心に、中東情勢の混乱を想起させるニュースには、原油市場が強含みの反応を示す可能性がある。


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