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燃料最新NEWS！(前日の紙面より抜粋)
2019年6月26日更新
経産省ー水素・燃料電池技術開発　今秋メド、重点戦略策定
　経済産業省は21日、水素ステーションや燃料電池の事業を手がける企業の技術開発力を強化するため、今年の秋に水素・燃料電池技術開発戦略を策定することを明らかにした。
　今後、燃料電池技術と水素サプライチェーン、水電解技術の３分野を中心に、水素エネルギーの普及拡大や技術の低コスト化につながる技術を絞り込む。開発戦略に対象技術を盛り込み、国家プロジェクトとして、重点的に支援する方針を明確にする。
　同省と、Ｎ ＥＤＯ（新エネルギー産業技術総合開発機構）が17〜21日までの５日間にわたり開催した「水素・燃料電池プロジェクト評価・課題共有ウィーク」の会合で、同省が策定に向けた考えを説明した。
　具体的には、水素サプライチェーン分野では、大量に製造した水素を液化して輸送する技術の向上や、遠隔監視による水素ステーション運転の無人化、関係機器の仕様や制御方法の標準化・規格化などを支援する。
　技術に特化した戦略を策定する背景には最近、欧米や中国を中心に水素・燃料電池分野への国家投資を活発化し、技術力を急速に向上させている事情がある。
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