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2019年3月16日更新
出光興産 木藤社長「全員が活躍できる統合新社に」―販売店合同ミーティング

全国の販売店に語りかける木藤社長
○新年度グループ方針説明

 出光興産は12日、都内で「2019年販売店合同ミーティング」を開いた。全国580の販売店から862人が出席し、新年度に向けたグループの方針を共有した。

 木藤俊一社長は「来年度はここに昭和シェル系列のみなさまが加わり、さらに盛大に開催することを検討している」と切り出し「4月から統合新社〝出光昭和シェル〞がスタートするが、ここまで来られたのは、販売店のみなさまとの強い絆に支えられ、励ましていただいたから」と感謝の意を表した。
 燃料油事業については「一企業では成し得なかった規模で、課題に取り組める。AI、ロボティクス、EVから派生する技術を使った新しいビジネスモデルにも果敢に挑戦していかなければならない。私たちのビジネスとは対極ととらえがちだが、新たなビジネスモデル展開を探索していけばチャンスは広がる」と話し、一例としてEVモーター用オイル、ロボット用グリースなどをあげた。 
 一方で「ライフラインの最後の砦の役割を果たすには、日頃から供給体制の維持・強化に取り組まなければならない」とし、デリバリーセンター相互利用や代行配送などで、販売店の連携・協力を呼びかけた。


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