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2019年1月15日更新
〈業界TOPIC〉スマホ決済の活用方法 、対応が注目されるSS 政府、キャッシュレス化を推進 電子マネー利用40%以上の目標

PayPay導入SSの評価は「まだよく分からない」という
★PayPay導入SS「ガソリン150円が20%還元で120円、客は殺到した」

 ソフトバンクとヤフーが出資する電子マネー事業者PayPayが12月4日から実施した「100億円あげちゃうキャンペーン」(190万人が参加)は、わずか10日間で100億円の予定金額に達し、13日に終了した。本来の期間は今年3月31日までだったが、購入代金の20%を電子マネーで還元するキャンペーンの人気は予想を超えて過熱したといえそうだ。
 PayPayを導入していた神奈川県のフルサービスSSは「商店会の知り合いに頼まれ導入したが、PayPay導入をまったく告知せず、キャンペーンまで一人も利用者はいなかった。キャンペ開始後、SNSで当SSが導入していることが知られ、いままでに来たことがない人が来店し、タイヤなどを買った」という。
 同SSは店内でスマホ決済する方式で、入金確認をその都度しているが「バイクなど少額利用の場合は手間ばかりかかる」という。キャンペ期間の20%相当還元では、ガソリン㍑150円でも実質120円と破格になるため、PayPay利用の給油客も来店した。ただキャンペが終われば、PayPayを利用する理由は薄れる。
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