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2019年11月18日更新
セルフ店頭138〜141円 マージン3週ぶり10円超すー本紙調べ
 全国セルフSS店頭ガソリン市況中心値は上値㍑1円、下値2円上昇し138〜141円となった。JXTGエネルギーの基準価格をもとにした実勢市況ベースに近いマージンは、前週から2円増加し10円10銭。10月21〜23日の調査日以来、3週ぶりに10円を上回った。当週は週明け頃から底値圏で値上げする様子がうかがえた。
 10月17日以降、原油高を背景に元売各社が断続的に仕切価格を引き上げているなか、全国的にマージン維持あるいは改善の取り組みが広がっている。一方で関東圏やPB(プライベートブランド)が席巻する競争が激しいエリアは、ガソリン減販などの影響から数量志向のSSが根強く残っており、不毛な価格競争が続いている。
 各地域の状況をみると、北海道は前週から変わらず中心値141〜146円。札幌市内は2円前後値下がりし144円表示が増えた。新潟県の中心値は135〜139円となり、全国平均とくらべて上値2円、下値3円安い。また新潟市内は前週から値動きはなく、中心値は135〜139円となった。
 千葉県は関東を中心に展開するジョイフル本田併設セルフの2円上げを受けて、底値が2円切り上がり132円。中心値は前週から下値1円下落し135〜139円となった。
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