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燃料最新NEWS！(前日の紙面より抜粋)
2018年1月25日更新
首都圏ＳＳ　4年ぶり大雪　都内「スタッドレス在庫切れ」
千葉「灯油1.5倍 、 ガソリン２倍 」

　太平洋側で発達した低気圧の影響で、関東地方は22日午後から23日未明にかけて大雪に見舞われ、東京都心では23㌢㍍の積雪を記録した。交通機関が大きな影響を受けた２０１４年２月以来の大雪となったが、比較的早い段階で気象予報が大雪警報を出していたこともあり「事前準備で混乱は最小限に抑えられた」（大手特約店幹部）との声も聞かれる。

　ＳＳでは「23日より、22日の来店客が多かった。少量限定給油の客も多く〝動けるうちに〞という意識が働いたのだろう」（都内の出光系セルフ）「22日はスタッドレスタイヤの履き替えで、４〜５台待ちの時間帯もあった。今冬は雪が降らなかったので、今回のタイミングで履き替えが進んだ感じだ」（神奈川県横浜市のＪＸＴＧ系フルサービス）など、22日の混雑を伝える声が多く聞かれた。
　スタッドレスタイヤは「首都圏より先に北陸地方を寒波が襲い、タイヤメーカーが北陸を中心に出荷したため、首都圏の在庫が不足し、在庫切れで対応できないお客さまもいた。とくにハイエースなど商用車向けのスタッドレスタイヤは在庫が底をついた。灯油は降雪の前日から販売量が伸び、前年比で２倍ほど売れている」（都内の昭シ系セルフ）という声もあった。

　灯油販売については「灯油は通常の１・５倍、ガソリンは１・２倍ほど売れた。４年前の大雪を教訓に事前に行動したお客さまが多く、夕方までに給油を済ませるお客さまが多く、夜は通常の半分程度の来店台数になった。比較的混乱は少なかった」（千葉県市川市のＪＸＴＧ系セルフ）という。
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