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燃料最新NEWS！(前日の紙面より抜粋)

2017年7月26日更新

ＪＸＴＧエネルギー　「室蘭バイオマス発電所」建設工事、８月開始

国内最大級

ＪＸＴＧエネルギーは、同社が出資する室蘭バイオマス発電合同会社（本店東京都港区・榎田真之社長）が、８月１日から北海道室蘭市で発電所の建設工事を開始すると明らかにした。21日に原享取締役常務執行役員リソーシズ＆パワーカンパニー・プレジデント、岩瀬淳一取締役常務執行役員製造本部長らが出席し、現地で安全祈願祭を行った。
　室蘭バイオマス発電は、旧ＪＸエネルギーと経営統合前の旧東燃ゼネラル石油が、日揮との共同出資により２０１６年10月11日に設立（資本金１億円＝現ＪＸＴＧエネルギー90％、日揮10％）。発電所は室蘭市港北町の旧東燃ゼネ石の遊休地に建設する。本店は８月１日から建設用地の室蘭市に移転する。
　発電所の総敷地面積は約４万平方㍍、発電規模は７万４９００㌔㍗。パームヤシ殻を燃料とする木質バイオマス専焼としては国内最大級となる。発電設備は循環流動層ボイラー、再熱式復水タービンで構成。２０２０年春の運転開始を予定しており、発電した電力はＪＸＴＧエネルギーの電力小売事業に活用するほか、小売電力事業者に販売する予定だ。

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