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燃料最新NEWS！(前日の紙面より抜粋)
2016年9月30日更新
東燃ゼネラル石油　国内最大級となるバイオマス発電事業　日揮と合弁設立
北海道室蘭市の油槽所跡地に

　東燃ゼネラル石油は、北海道室蘭市の油槽所跡地に国内最大級となるバイオマス発電所を建設する。２０１７年に着工し、２０２０年春の運転開始を目指す。
　エネルギー関連建設最大手の日揮と室蘭バイオマス発電（本社東京港区・榎田真之社長・資本金１億円＝東燃ゼネ石90％、日揮10％出資）を10月11日付で設立する。
　発電所の出力は７万４９００㌔㍗で、国内最大級。東南アジアから輸入パームヤシ殻を主力燃料とするが、国内の間伐材などの利用も可能。再生可能エネルギーとして㌔㍗時24円のＦＩＴ（固定買取制度）を活用する。
　電力を将来の成長事業とする東燃ゼネ石は、静岡県清水市の天然ガス火力、千葉県市原市の石炭火力の建設計画を進めているが、さまざまな燃料によるエネルギーミックスの構築に向け、木質バイオマス発電事業に取り組むことになった。発電事業で多くの知見を持つ日揮のノウハウを最大限に活用し、環境負荷の低い電源開発を進める。
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