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燃料最新NEWS！(前日の紙面より抜粋)
2015年7月23日更新
ガソリン陸上スポット　下げ足速める
5週続落、この間の下げ幅は5円50銭に

　7月第4週前半のガソリン陸上スポット価格（京浜地区・製油所渡し）は、㍑112円台の元売出荷玉と、110円台の安値流通玉が市場を二分し、中心値を見定めにくい状態になっている。
　商社系、広域特約店によると、元売出荷玉の中心値は前週比1円30銭－2円30銭安の112円－112円80十銭。中心値ベースでは6月下旬以来5週続落し、この間の下げ幅は5円50銭に達した。
　ただ市場には、元売出荷玉を1円以上下回る安値玉が流通している。
「原油価格下落を受けて、高値在庫を抱える中間流通業者が損切り覚悟でさばいている」（都内卸売業者）とみられ、ＳＳ持ち届けで112円台も報告されている。
　安値玉は短期間でさばき切れば、コスト変動期特有の一時的な価格のブレで済むが、長期にわたって市場に残り続けると、軽油と同様にスポット価格二重化につながる可能性がある。
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