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2025年8月4日更新
開発会社油ガス田 ノルウェー舞台権益取得活発化 
INPEX 生産量引き上げ 2万7000㌭/日に

 INPEXと出光興産が出資するINPEXノルウェーは、ノルウェーで複数の石油・天然ガス田の権益を取得することを決めた。
 生産中の油田も含んでおり、油ガス生産量は現在の2万3000㌭/日相当(原油換算)から約2万7000㌭/日相当に引き上がる。将来的には今回取得する未開発油ガス田での生産や、周辺での探鉱・開発も視野に入れている。
 現地子会社「INPEX Idemitsu N o r g e AS」(IIN)を通じて、ノルウェーの石油・天然ガス企業「パンディオン・エナジー」から権益を取得する。22日に合意した。
 今回権益を取得する油ガス田のうち、北海中部の「ヴァルハール」と「ホード」は生産中の油田で、権益比率は10%。ノルウェー海の「ミストラル」はガス、「スラグーグル」は石油が見つかっている未開発の油ガス田で、それぞれ20%の権益を保有する。
 INPEXノルウェーはINPEXが50・5%、出光が49・5%を出資。IINは北海北部やノルウェー海北部、バレンツ海に多くの鉱区をもち、北海北部のスノーレ油田やフラム油田などで生産操業するほか、探鉱鉱区の取得を活発化している。
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