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2025年7月9日更新
8ヵ国減産縮小加速 一段と 8月54・8万㌭/日 OPECプラス
 OPECプラス参加国のうち、220万㌭/日の追加的自主減産を行っていた有志8カ国(サウジアラビア、ロシア、イラク、アラブ首長国連邦、クウェート、カザフスタン、アルジェリア、オマーン)は前週末にオンライン会合を開き、4月から実施している減産縮小(増産)について8月は54・8万㌭/日とすることで合意した。
 8カ国は当初、220万㌭/日の減産を縮小していく手法について、4月から18カ月かけて段階的に進めていく方針を決めていた。ただ5月分は、市場の健全性や世界経済の安定的な見通しを理由に減産縮小を3カ月分(41・1万㌭/日)に前倒して拡大する措置に合意。6、7月も41・1万㌭/日を継続した。
 8月分の生産方針についても、7月までと同様に41・1万㌭/日への増産加速を継続するとの見方が伝えられていたが、合意は4カ月分にあたる54・8万㌭/日と、増産のピッチがさらに上がる。
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