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2025年6月3日更新
BDF製造量23・1%増1万579㎘ コロナ禍低迷から反転 利用推進協調べ2023年度
 全国バイオディーゼル燃料利用推進協議会の調査によると、2023年度に国内で製造されたバイオディーゼル燃料(BDF)は前年度比23・1%増の1万579㌔㍑(FAME=脂肪酸メチルエステル100%ベース)となった。
 製造量は新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言が発令された2020年度以降、減少傾向で推移してきた。同協議会では「数年続いていた製造量の減少が止まり増加に転じている」との見方を示している。
 同調査はBDF原料の回収・購入、BDFの製造・利用に取り組んでいる市区町村、協議会会員、その他事業者を対象に実施。129事業者(NPOなど5、民間企業43、地方自治体76、生協など団体3、その他2)から回答を得た。
 このうち製造を手がけるのは36事業者。規模別の年間製造量は5㌔㍑以下6事業者、6〜10㌔㍑♂5事業者、11〜50㌔㍑12事業者、51〜100㌔㍑4事業者、101〜500㌔㍑6事業者、501㌔㍑以上3事業者で、10㌔㍑以下の階層が増加したものの51㌔㍑以上は減少した。新たに製造を開始した事業者がいる一方、撤退したケースもあった。
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