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燃料最新NEWS！(前日の紙面より抜粋)
2025年2月17日更新
営業益58・０％減1233億円　主燃マージンは363億円増益　出光４〜12月
　出光興産は12日、２０２５年３月期第３四半期（２０２４年４〜12月）連結決算を発表した。営業利益は前年同期比１７０４億円（58・０％）減の１２３３億円、経常利益１６１５億円（49・３％）減の１６５８億円、親会社株主に帰属する当期純利益１１１６億円（46・７％）減の１２７５億円と大幅減益になった。　良好な事業環境だった前年度の反動が大きく、当期業績としてみれば「すでに純利益は年間予想を上回っている」（坂田貴志上席執行役員）といい、通期業績予想を上方修正した＝詳細後報。
　持分法投資損益を含めた営業利益は１６１８億円減の１４５４億円だった。円建て原油価格の下落を受けて在庫評価益が前年度の７３１億円から損失２３１億円に転じており、在庫影響を除いた実質営業益は６５６億円減の１６８５億円となった。燃料油部門は44億円減の１０９６億円。７月以降の原油価格下落にともなう負のタイムラグを、実質マージンの良化が相殺し主燃料マージンは３６３億円、連産品マージンは２７５億円の増益。一方で輸入調達コスト増と輸出マージン・数量減がそれぞれ３４１億円ずつの減益要因となり、部門全体では小幅減益だった。
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