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2023年3月29日更新
出光ー生活支援新サービス VRゴーグル使用 脳機能測定

脳機能測定をPRするバナー
 出光興産は、SSを生活支援基地として地域に根づかせる「スマートよろずや」の新サービスとして、VR(仮想現実)ゴーグルを使った脳機能測定を提供する。
 脳の健康維持サービスを開発・提供するMIG(本社東京都渋谷区)の脳機能測定を導入。まずは6月30日まで、出光リテール販売が愛知県で運営するセルフ梅森(日進市)セルフ香久山(同)セルフリバーサイド豊田(豊田市)の3SSで、事前予約制で実施する。
 VRゴーグルによって空間ナビゲーション機能と空間学習能力を測定し、早ければ40歳代から始まるといわれる脳神経の破壊状況を最初期段階で可視化。脳機能診断と、アルツハイマー型認知症の発症予防に必要な行動変容を促すレポートを受診者に提供する。所要時間は事前説明を含めて30分程度、料金は5500円(税込み)。
 SSの新たな機能が模索されるなか、最寄り性が生きる医療検査関連のサービスは注目度が高い。専門医の受診を敷居が高いと感じる人は多く、すでに展開しているスマート脳ドックに続き、脳の認知機能低下を測定するサービスが地域の生活者にどのように受け入れられるか注目だ。


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