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燃料最新NEWS！(前日の紙面より抜粋)
2023年10月18日更新
ＣＣＳバリューチェーン共同検討　関電と大阪・堺泉北エリアで　コスモエネＨＤ

検討・調査のイメージ図
　コスモエネルギーホールディングスと関西電力は、大阪府南部の堺泉北エリアでＣＣＳ（二酸化炭素回収・貯留）バリューチェーン構築に向けた共同検討を開始した。両社が同エリアで運営する各事業所から排出されるＣＯ₂（二酸化炭素）を分離・回収し、共同で液化・貯蔵して貯留地に出荷するまでのバリューチェーン設計および経済性評価を行う。
　検討概要は事業所での回収、液化・一時貯蔵、事業所構外におけるパイプライン輸送、出荷桟橋からの液化ＣＯ₂荷積み、貯留候補地までの輸送方法、貯留候補地の実現性や経済性を調査する。
　液化・貯蔵・出荷設備を共同検討することで、より大規模かつ高効率な設備の設計が可能と見込む。将来的には近隣で工場、発電所などＣＯ₂排出源を保有する他事業者との協業も視野に入れている。
　同エリア全体でＣＣＳバリューチェーンの構築に向けた検討を進め、ゼロカーボン社会の実現に貢献していく考えだ。
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