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燃料最新NEWS！(前日の紙面より抜粋)
2023年2月10日更新
レギュラー50銭安167円60銭　軽油60銭下落ー情報セン週次市況
　資源エネルギー庁（石油情報センター）が６日に実施した石油製品小売市況調査によると、レギュラーガソリンの全国平均価格は㍑１６７円60銭で前週比50銭下落した。政府による補助制度の効果で30銭以下の小幅な上げ下げが続いていたが、12月５日以来、８調査ぶりに50銭の変動を示した。
　サウジ調整金の下落を反映し、２日改定分の元売仕切りが１円90銭下落した影響が大きい。ただ当週時点では小売価格の下落が小さく、大手元売の標準的な仕切価格をもとに推計したマージンは22円に、前週から１円50銭拡大。粗利率も14・４％に１・０ポイント上昇した。
　37都道府県の平均値が下がり、島根県は２円20銭、愛知県は２円下落した。横ばいは４県、上昇は６県にとどまった。１６５円未満は15県、１６５〜１７０円未満が20都道府県で最多価格帯、１７０〜１７５円未満は８府県、１７５円以上は４県だった。全国最高値は長崎県１８０円90銭。最安値の徳島１６０円40銭と宮城１６０円60銭の２県が１６１円を割っている。
　軽油は全国平均が１４７円70銭で60銭下落した。37府県の平均値が下落し、２道県が横ばい、８都県は上昇した。東京都はレギュラー20銭下落に対し、軽油は40銭上昇と特異な値動きを示した。最高値は長崎県１６０円80銭、最安値は徳島県１３７円40銭で当週も唯一１４０円を割った。
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