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燃料最新NEWS！(前日の紙面より抜粋)
2022年12月16日更新
ＥＮＥＯＳ、出光、コスモー実質１円値下げ　政府補助５円減額13円70銭
元売自社算定分圧縮
　ＥＮＥＯＳ、出光興産、コスモ石油マーケティングは15日から21日出荷分の石油製品仕切り方針を系列販売業者に伝えた。原油価格の下落が再加速し、３社ともに前週比㍑６円の値下げ改定となった。元売算定ベースの仕切価格が下落するのは５週連続。燃料油価格激変緩和事業の補助金は５円減額の13円70銭で、実質仕切りは１円値下げ。２週続落で前週と合わせると１円20銭の下落になる。

ＥＮＥＯＳ
　ＥＮＥＯＳは14日、15日から21日分に適用するガソリン、中間留分「基準価格」の改定方針を決め、系列特約店に通知した。特約店筋によると、ガソリン、灯油、軽油、一般Ａ重油、ＬＳ（低硫黄）Ａ重油の全油種が前週比で㍑６円の大幅値下げだった。
　欧米の金融引き締めによる景気減速懸念を受け、原油価格が算定期間中、再び下落基調を強めたことで原油調達コストが低下したとみられている。
　ＥＮＥＯＳの自社算定分の値下げは全油種とも11月17〜23日（３円50銭）から５週連続。政府の仕切り補助が13円70銭と３週連続で20円を割るため、実質仕切りは全油種１円の値下げとなる。

出光
　出光興産の系列特約販売店によると、15日から21日出荷分の石油製品仕切価格はガソリン、灯油、軽油、Ａ重油ともに前週比㍑６円の値下げ改定という。
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