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2022年7月8日更新
レギュラー1円30銭安173円60銭 全油種反落ー情報セン週次市況
 石油情報センターによると、4日時点のレギュラーガソリン全国平均価格は前週比㍑1円30銭安となり、173円60銭だった。上昇に歯止めがかかり5週ぶりに値下がりした。
 仕入れコストの大幅低下で、店頭価格の下げ幅を抑えたSSが多い。これまでの転嫁不足により悪化していた採算性の改善が狙いとみられる。他方、集客目的に大幅に価格を下げたSSもあり、価格競争を懸念する声が聞かれる。
 本紙算定マージンは23円90銭で5円20銭増と大幅に回復。5週ぶりに20円台まで持ち直した。粗利率は3・4ポイント上昇し15・2%だった。
 都道府県別でみると5府県が上昇し、41都道府県が下落。奈良県は前週価格を維持した。価格帯をみると170円未満は6県となり、最安値は岩手県の166円80銭。170〜175円未満は29都道府県で最多価格帯となった。175〜180円未満は8府県。180円以上は4県で、最高値は沖縄県の184円50銭だった。
 軽油の全国中心値は1円20銭値下がりし153円50銭だった。7府県が上昇、39都道府県が下落した。徳島県に値動きはなかった。
 価格帯をみると150円未満は9県で、埼玉県の146円70銭が最安値。150〜155円未満は25都府県と価格が集中した。155〜160円未満は8道県で、160円以上は5県。最高値は長崎県の164円20銭となった。


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