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燃料最新NEWS！(前日の紙面より抜粋)
2022年5月16日更新
三愛オブリ増収増益　経常益131億円31・２％増　航空関連貢献
　三愛オブリの２０２２年３月期（２０２１年４月〜２０２２年３月）連結決算は、売上高が５９８７億円で前期比26・３％増、経常利益は31・２％増の１３１億円、純利益は17・８％増の83億円となった。従来予想の売上高４７００億円、経常利益１０５億円、純利益75億円を大きく上回り増収増益となった。石油関連業が小売部門の利幅縮小によりやや落ち込んだものの、航空関連事業などが利益に大きく貢献した。
　セグメント別でみると、石油製品販売業では前期とくらべて石油小売部門の利幅縮小が影響し、セグメント利益は94億円で５・３％減となった。他方、航空燃料取扱業では新型コロナウイルスの感染拡大によりいぜんとして国内線・国際線ともに厳しい環境が続いているものの、羽田空港では国内線の感染防止対策により一定の回復がみられた。さらに業容拡大を図り国内７空港の給油施設を取得。各取り組みによりセグメント利益は12億円で、損失27億円から大きく回復した。
　決算概要は次の通り（カッコ内は前期）。
　▽売上高５９８７億３１００万円（４７３８億９９００万円）▽営業利益１２０億６７００万円（85億９２００万円）▽経常利益１３１億２０００万円（１００億１００万円）▽親会社株主に帰属する当期純利益83億８００万円（70億５３００万円）。
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