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2022年4月18日更新
ロシア原油供給300万㌭/日減 IEA、5月以降加速予想 2022年全体は需要上回る
 ウクライナ侵攻を受けて、西側諸国はロシアへの経済制裁を強めている。原油市場の先行きを予想するうえで注目されるのは、今後の需給バランスだ。IEA(国際エネルギー機関)は4月月報で、2022年の世界石油需要を前年比190万㌭/日増の9940万㌭/日とした。前月の予測からは26万㌭/日下方修正した。

 一方、3月の供給量は前月比45万㌭/日増の9910万㌭/日、うちOPEC(石油輸出国機構)は2854万㌭/日だったという。OPEC非加盟国の2022年供給量は前年比200万㌭/日増を見込み、前月予想から10万㌭/日下方修正したが、下方修正の度合いは需要のほうが大きい。IEAの予測通りなら、2022年は需給バランス上では供給難は起こらない。
 ただ注目のロシアの供給量は足元までに70万㌭/日減少しているといい、国内精製設備の稼働停止が長期化することで4月には150万㌭/日減、5月以降は300万㌭/日程度に減少が加速すると予想している。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、現時点では中国はロシア原油の輸入を大きく増やしてはいないとみられている。
 足元の原油市場は、14日のWTI先物が㌭104㌦25㌣と、11日の94㌦29㌣から2日間で約10㌦引き上がった。OPECのバルキンド事務局長が、ロシアの減少分をOPECが補うのは不可能と発言したこともあり、2022年全体の供給量が需要対比で不足しないとの予測より、来月にはロシアの原油生産が300万㌭/日減少するとの見立てに、市場はより強く反応したと推測される。


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