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2021年4月24日更新
ガソリン3週144〜147円 連休控えマージン改善14円 鹿児島など5都市150円台
 本紙集計の全国セルフSS小売市況(19〜20日)は、レギュラーガソリン中心値が㍑144〜147円、軽油が123〜128円。ガソリン、軽油とも前週価格から変動がなかった。元売仕切りが1円50銭の値下げとなるなか、市況を維持しマージン改善につなげた。

本紙調べ 全国セルフSS小売市況

 本紙集計の全国セルフSS小売市況(19〜20日)は、レギュラーガソリン中心値が㍑144〜147円、軽油が123〜128円。ガソリン、軽油とも前週価格から変動がなかった。元売仕切りが1円50銭の値下げとなるなか、市況を維持しマージン改善につなげた。
 ガソリン会員価格に相当する下値144円をもとに本紙が算定したマージン(消費税分を除く)は14円10銭、前週比1円50銭増加した。およそ5カ月ぶりに14円台のマージンを回復した。
 大型連休を直前に控えたSS業界では、まん延防止等重点措置の適用地域の拡大に加え、東京都や大阪府、兵庫県について政府が3度目の緊急事態宣言を発出する方針が伝えられ、セルフを中心にマージン重視の姿勢を強めた格好だ。ただ22日以降の仕切りは1円50銭の引き上げとなっており、マージン維持に向けてコスト転嫁の進展が注目される。
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