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2020年4月27日更新
ガソリン横ばい119〜125円中心 北海道、愛知県は上昇―本紙集計セルフ市況
 本紙が集計した全国セルフSS店頭ガソリン市況(20〜22日)は中心値㍑119〜125円。元売各社が7週ぶりに仕切価格を50銭引き上げるなか、前週と変わらず。JXTGエネルギー基準価格と実売価格に近い下値をもとに推計したマージンは17円50銭となり、前週から50銭減少した。
 新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、全国的に人やクルマの流れが鈍化している。経営を維持するためにマージン維持あるいは拡大に取り組む地域が多い。一方、一部地域では著しい減販による不安を払拭するために値下げの動きがみられる。
 各地域の状況をみると、北海道は112〜117円となり、上値1円、下値2円上昇した。札幌市内は市況が回復しつつあり、117円が大勢を占める。
 新潟県は127〜132円で前週と変わらず。新潟市内は129〜131円中心となった。低水準の市況が常態化していたが、利幅獲得に向けて採販姿勢を強めている。
 関東圏は軟化傾向が続く。千葉県は117〜122円で前週と同値。PB(プライベートブランド)などの安値に追随するSSがあり、115円を下回る価格が確認された。東京都は下値2円下落し119〜125円。局地的に115〜117円の安値があるものの周辺SSに大きな影響はみられない。
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