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2018年12月4日更新
JXTGエネルギー 航空給油事業、再編 ENEOSスカイサービス設立
 JXTGエネルギーは11月29日、2019年4月1日に100%出資会社の「ENEOSスカイサービス」を設立し、グループ傘下の航空給油事業を同社に集約、再編すると発表した。
 JXTGエネルギーは全国32カ所の空港で航空燃料を販売している。各空港での航空機への給油は100%出資会社のENEOSサンエナジー、同社100%出資会社で航空給油専業のEASほか、各地の系列特約店などに委託している。
 航空燃料の需要は訪日外国人の急増などで増加しており、航空会社は安全な給油作業と安定供給を求めている。こうした状況を受けENEOSサンエナジーの航空給油部門とEASを集約、再編して100%出資会社の航空給油専門会社とすることにした。
 新会社は資本金1億円で本社を東京都港区港南に置く。従業員数は約220人で空港の給油サービスや空港給油施設の受託運営を行う。今後、集約する2社の人員や車両といった経営資源を戦略的に配置し早期に最適な販売体制を確立する。
 新会社の設立により航空燃料の供給体制はJXTGエネルギー、ENEOSスカイサービス、JXTGエネルギーの100%子会社で、燃料品質基準などの情報収集や契約・車両などの資産管理、給油会社の監査を行うJX航空サービスの3社体制になる。


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