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2018年11月10日更新
出光興産 デイサービス直営1号店 アポロリテイリングが FC事業所運営

リハプライド船橋丸山の外観
 出光興産は11月から、グループ子会社のアポロリテイリング(本社東京都中央区)を通じて、リハビリ型デイサービス事業1号店の運営を開始した。リハプライド船橋丸山事業所(船橋市丸山)で、アポロリテイリングがリハコンテンツ(本社千葉県船橋市・山下哲司代表)のフランチャイズに加盟して開所した。

 出光は2月に、リハビリ型デイサービス事業のリハコンテンツと業務・資本提携契約を締結し、同事業に乗り出した。燃料油需要減への対応が重要課題となるなか、出光は系列販売店の事業多角化につながるさまざまな提案を検討している。
 リハビリ型デイサービス事業への参入はその一環。2030年代には、全人口の3人に1人が65歳以上となる日本の社会的ニーズに適合し、販売店ならではの地域密着度の高さや、地域貢献に対する意識の高さが強みになると判断した。
 リハコンテンツのリハビリ型デイサービスは、要支援1から要介護5を対象に、シニア向けフィットネスの要素を取り入れて、運動機能回復を図る。まずはアポロリテイリングが自ら、FC事業所を運営して業務に乗り出し、系列販売店の本格参入に向けた情報収集・検証、ノウハウ蓄積を進める。
 船橋丸山事業所の周辺環境は、成熟住宅地で高齢者世帯が多く、10月に実施した3回の事前内覧会には、ケアマネージャーを中心に多くの見学者が訪れたという。運営を担当するアポロリテイリング企画部の引間純一氏は「リハビリ型デイサービスならではの特徴を、まずは多くのケアマネージャーに知ってもらい、認知度を上げていきたい」と意気込みを語っている。


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