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燃料最新NEWS！(前日の紙面より抜粋)
2025年5月22日更新
太陽石油　業界紙誌懇談会　山本社長「ＳＡＦ2026年度に最終投資決定へ」

あいさつする山本堯大社長
　太陽石油は19日、東京都内のホテルで２０２５年度の「業界紙誌懇談会」を開催した。山本堯大社長、岡豊会長をはじめ取締役や執行役員など13人が参加し、業界紙・誌関係者と活発な意見交換を行った。
　山本社長はあいさつで、２０２４年度は同社として初めて冬季の大定修を含めた年２回の定期修理を実施した年としたうえで「大きな事故もなくスタートアップも非常に順調に行えた」と述べた。「２０５０年まで製油所を安全・安定・安心して運営する」という目標に向けた現時点での力にあらためて自信をもったとした。
　２０５０年に向けたもうひとつの目標である「強靭なポートフォリオをつくり上げるための新規ビジネス」を巡っては、沖縄事業所で計画するＳＡＦ（持続可能な航空燃料）製造事業の進ちょくについて「本年度からＦＥＥＤ（基本設計）を始め、２０２６年度にはうまくいけばＦＩＤ（最終投資決定）、装置の稼働は２０２９年を目指している」と語った。
　また２０２４年度の最大の変化として「（社内の）議論の量と質が圧倒的に増えた」と指摘。社員同士で厳しい意見をぶつけ合う場面も想定されるとしつつ、剣道の「打って反省、打たれて感謝」という言葉をあげ、謙虚な姿勢が重要だとの考えを示した。
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