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2024年12月23日更新
出光2026年採掘施設建設 バナジウム事業に本格進出 豪ヴェッコ社に51%出資

Veccoの電解液製造設備
 出光興産は、重要鉱物(クリティカルミネラル)事業に本格進出する。豪州でバナジウム鉱山開発やバナジウム電解液製造などを推進している、Vecco(ヴェッコ、本社ブリスベン)の持株比率を51%に引き上げることに18日合意した。
 出光は2022年10月に同社に出資、2023年3月には保有比率を14・7%に引き上げていた。今回の過半出資により、出資総額は7500万豪㌦(約72億円)に拡大する。
 同社はクイーンズランド州の鉱山でバナジウム鉱石を採掘してバナジウム電解液を生産し、バナジウムフローバッテリー(VFB)向けに供給する地産地消型プロジェクトを推進している。2023年6月には、豪州初となる商業規模のバナジウム電解液製造設備(年間生産能力約35㍋㍗時)を稼働開始した。
 今後は鉱山開発の取り組みを本格化し、2025年前半に事業化調査(FS)をスタート、2026年に採掘施設を建設し、2027年に操業開始を目指す。将来的には米国での電解液製造も視野に入れている。
 出光は、豪州で45年以上にわたって石炭鉱山を操業し、事業基盤を築いてきた。クリティカルミネラルの分野でも現地政府や企業、顧客などとの関係性を生かし、豪州に根を下ろして事業を展開する考え。「現在はプレFSが終わった段階。次の詳細FSを自分たちが主導で進めるために、過半出資に踏み切った」(石炭・環境事業部豪州事業推進課)といい、ヴェッコとともに垂直統合型のバナジウムバリューチェーン構築を目指す。


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