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2024年10月9日更新
大気環境配慮型SS 累計682件15件増ー環境省9月末時点
 環境省と資源エネルギー庁が創設した大気環境配慮型SS「e→AS」(イーアス)の累計認定件数は、9月25日時点で682件となり前回調査(6月末)から15件増加した。
 イーアスは、大気汚染物質PM2・5の原因物質の一つ、ガソリンベーパー(燃料蒸発ガス)回収機能が付いた計量機を設置するSSを認定し評価する取り組み。SSの身近な環境対策として認定を受ける事業者も増加傾向にある。
 計量機のベーパー回収率に応じて4段階の認定を行う。ベーパー回収率95%以上の最高ランク「Sランク」は97件で前回調査から1件増加した。75%以上の「Aランク」は509件と14件増えた。50%以上「Bランク」は36件、50%未満「Cランク」は40件でともに横ばいだった。
 都道府県別の累計認定件数の最多は東京都55件。愛知県47件、神奈川県と新潟県がともに35件、長野県33件となった。東京都や横浜市など首都圏の自治体首長で構成する9都県市首脳会議環境問題対策委員会はベーパー回収機能付き計量機の普及啓発活動を展開。石油業界に対応計量機導入への理解と協力を求めている。


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