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燃料最新NEWS！(前日の紙面より抜粋)
2023年8月25日更新
10〜12月公営バス軽油入札　補助金見極め難題　落札価格に注目
　主要都市交通局の２０２３年度第３四半期（10〜12月）公営バス向け軽油入札が９月に行われる。燃料油価格激変緩和事業の今後が不透明ななかで、落札価格に注目が集まる。
　原油コスト上昇と激変緩和補助金の段階的縮小下で入札が行われた前期（７〜９月）は、複数の都市で不調により再入札が行われるなど、波乱の展開となった。
　結果的に加重平均価格は仙台市㍑１１８円39銭、東京都１０９円77銭、川崎市１１０円５銭、横浜市１１２円77銭、名古屋市１１４円90銭。入札日が遅いと高値になる傾向がみられ、通例以上に価格差が開いた。
　公営バス向け軽油に限らず、四半期ごとに納入価格を決める案件は、補助金の動向が不明確な状態で10〜12月期の価格を策定するのは難しい。
　公営バスでいえば、９月上旬に入札が行われる案件は、入札日までに新たな補助制度が決まるかどうか微妙な情勢だ。前期の入札が行われた６月上旬とくらべると、大手元売の24日改定分の軽油仕切価格はすでに14円以上上がっている。
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