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燃料最新NEWS！(前日の紙面より抜粋)
2020年4月30日更新
４油種85％751万㎘　外出自粛受けガソリン78％ーＪＸＴＧ４月内需見込み
　ＪＸＴＧエネルギーによると、４月の燃料油の国内需要はガソリン、灯油、軽油、Ａ重油の４油種合計で７５１万キロリットル、前年同月比85％と２ケタ台で減少する見通しだ。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため政府が緊急事態宣言を発令し、外出自粛を要請した影響などでガソリンが激減。他の油種も１割減るとみている。

　ガソリンは３１８万キロリットル、78％を想定。７都府県にとどまっていた緊急事態宣言は16日に対象区域が全国に拡大。不要不急の外出自粛要請によって、乗用車の稼働が大きく低下したことで前年を90万キロリットル下回り４００万キロリットルを割り込む見通しだ。
　感染拡大は軽油にも影響。バスなどの交通機関、工事や建設向け需要が減少するため90％の２４９万キロリットルを見込んだ。２０１８年同月との比較では93％になるとしている。
　全国の気温は22日までの八大都市平均で11・３度。平年比で０・７度、前年比では０・６度低い。上旬は高めで推移したが、中旬は平年比で１・４度、前年比では１・６度低かった。21日以降は前年を５度近く下回るとみられている。
　気温は中旬以降、低下したものの灯油は99万キロリットル、90％を想定。オール電化などの構造的な要因で減少する。ただ２０１８年同月とくらべると１１５％と伸びを示す。Ａ重油は84万キロリットル、90％。燃料転換などの構造的な要因で減少する見込みだ。
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