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2017年4月18日更新
石油製品の不適合品 前年度下回る 軽油19カ所、灯油70カ所減―全国石油協会
28年度試買分析結果

全国石油協会(持田勲会長)は、平成28年度(28年4月〜29年3月)に実施した石油製品の試買分析結果をまとめた。SSで販売しているガソリン、軽油、灯油が品質確保法で定める規格に適合しているかどうかを調べた結果で、不適合品の販売を確認したSS数は3油種とも前年度を下回っている。
 ハイオクガソリンの規格不適合を確認したSSは31カ所で前年度比1カ所減。1〜3月期は3カ所にとどまった。一時期に多く発生したオクタン価異常は3件で元売会社の経営統合に絡みSS事業者の「系列回帰」が進んだとの見方もある。
 硫黄分は17件で昨年度と同数。一年を通じて最も多いが、ハイオクの売れ行きが鈍いSSで夏場を中心に発生する給油ホース由来の硫黄分の影響とみられている。
 レギュラーの不適合は2カ所で2カ所減。1〜3月期はゼロだった。7月と11月にそれぞれ1カ所で硫黄分の不適合を確認しただけだった。
 軽油の不適合が見つかったのは116カ所で19カ所減少した。硫黄分が42件、引火点55件、識別剤クマリン18件、脂肪酸メチルエステルは1件あった。1〜3月期に不適合を確認したのは43カ所で10カ所減少した。
 引火点の不適合は1〜3月期に多く確認したが、荷卸し時のガソリンとのコンタミネーション(異油種混合)が原因。軽油には添加されていないクマリンの検出については、灯油の混入あるいは脱税目的など故意によるものとみられている。
 灯油の規格不適合は256カ所で70カ所減少した。硫黄分が1件、引火点38件、セーボルト色は220件を確認した。引火点の不適合は荷卸し時のガソリンとのコンタミが原因。6件減少したものの、石油協会では「消費者被害防止のため引き続き注意が必要」(品質管理事業部)と警鐘を鳴らしている。
 セーボルト色の不適合の88%(193件)は6〜9月の夏場に確認しており、給油ホース内に滞留した灯油に発生する給油ホース由来の影響とみられている。1〜3月期に不適合が見つかったSSは8カ所で1カ所減少した。


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