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2016年12月24日更新
セルフSS数 9793ヵ所―9月末・情報セン調べ 3月末時点にくらべ65カ所増加
4〜9月で参入124SS、撤退59SS

 情報セン調べ 全国で営業中のセルフSSが9月末現在、9793カ所と3月末時点にくらべて65カ所増加したことが21日、石油情報センターの調べでわかった。4〜9月の6カ月間に124SSが参入する一方、59カ所が撤退した。増加数は前年同期より35カ所少ない。
 セルフSSは元売社有を中心に増加。平成25年度10〜12月期に9000カ所に乗って以降、7・3%増えている。半年間の増加数が70カ所程度で緩やかに推移したとしても29年度末には1万カ所を超える見通しだ。
 4〜9月は32都府県で増加した。増加数が最も多いのは栃木県で9カ所。次いで兵庫県と岡山県が5カ所と多い。一方、埼玉、千葉、神奈川、山口、愛媛、長崎の6県では1〜3カ所減少した。セルフSS数の20%程度はPB(プライベートブランド)SSが占めるが、PBは数カ所増えたとみられる。 撤退は北海道、埼玉、神奈川、愛知、千葉、大阪など24都道府県で59カ所あったもよう。10年4月のセルフ解禁以降、撤退数は累計で1261カ所に増加した。
 登録SS総数に占めるセルフSSの割合は30・3%で3月末比0・2ポイントわずかに上昇した。セルフ比率が最も高いのは神奈川県で46・5%。埼玉県45・1%、石川県41・6%、愛知県と香川県40・1%と続いている。上位5位はいずれも40%を超えている。


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