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2026年03月12日更新
陸上スポット、 全油種暴騰 玉なく受注停止機能不全状態
 3月第2週の陸上スポット市場は全油種の価格が暴騰した。中間卸業者は満足に玉を仕入れられない状態で〝凖系列〞とも呼ぶべき一部販売先以外は受注を止めているケースが多く、市場は機能不全状態に陥っている。
 週前半の提示値(首都圏・製油所渡し)はレギュラーガソリンが㍑140円を超え、大手元売の標準的な仕切り水準を16円以上も上回った。それでも玉を取れるなら良いほうで、都内の中堅卸業者は「当社では商社系のオーダーは完全にストプ。元売玉は11日まではほぼ終了で、12日以降はまだ分からない」 と状況を説明する。
 12日の大幅仕切り値上げが確実視されているため、140円台でも買い手はいるという。広域特約店幹部は「売りたくても売る玉がないのはつらいが、国が備蓄の取り崩しを検討する状況では、元売がスポット向けの供給に一定の制限を設けるのも仕方がないだろう。10日は原油高騰がいったん収まるなど、情勢がコロコロ変わるので状況を見守るしかない」と話している。




2026年03月11日更新
SSに給油客殺到 大幅値上げ見込み大混雑 早めの満タン呼びかけ
 原油価格急騰による元売仕切価格の大幅上昇を控え、前週末の全国各地のSSでは、店頭価格の大幅な値上げを前に給油客で混雑、顧客対応に追われる店舗が目立った。
 店頭での貼り紙掲示やSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で事前に値上げを告知して、早めの給油を呼びかけた。
 東京都内のフルサービス販売店主は「7日から店頭価格を㍑5円値上げした。12日以降も大幅に上がることを客に伝えている。連続値上げで心苦しいが声かけをして説明、納得してもらっている」と話す。
 PB系フルSSではすべての油種について1回当たり20㍑の給油制限を実施している。SS所長は「ホルムズ海峡の混乱も続くなか今後の製品入荷がどうなるか。タンクローリーの手配も難しくなっ
ていて心配だ。客には一日も早い給油を勧めている」と語る。








2026年03月10日更新
全ト協会長 油価高騰警戒国に対策求める
 全日本トラック協会(全ト協)の寺岡洋一会長は5日、緊迫化するイラン情勢を受け、WTI原油先物相場の高騰が燃料油価格に波及することを警戒し、今後一段と上昇が進んだ場合には国に燃料価格支援を求める考えを示した。
 同日開催された全ト協理事会で寺岡会長はWTI原油先物について「最近まで㌭66㌦前後だったが今では75〜80㌦で毎日4㌦、5㌦上がっている」と足元の状況を指摘した。
 専門家の予測では120〜130㌦などさまざまな分析が出ていることをあげ「そうなると(軽油引取税の)暫定税率の17円10銭って一体なんだろうかと思う状況。これではトラック協会だけではどうしようもない」と懸念を示した。
 「燃油高騰に備えバスやタクシー業界と一致団結し、国土交通省のお力添えをいただきながら、いろいろなロビー活動をして助成制度などをお願いしていかなければどうしようもない」と述べ、国に対して燃料油価格支援策を求める考えを明らかにした。


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