2026年08月13日更新
出光 4~6月 実質営業益 2. 5倍燃油1272億円 増益要因〝期ズレ〞大きく
出光興産は7日、2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)連結決算を発表した。中東情勢悪化による滞船などでタイムラグ期間が長期化し、相対的に安価な原油の処理割合が増えて燃料油部門の利益が押し上がった。営業利益は前年同期比3115億円増の3075億円、親会社所有者に帰属する当期利益は1902億円増の2175億円に拡大した。
同社は当期から国際会計基準を適用している。金融費用を除いた税引前利益は3111億円増の3226億円となった。在庫評価益は1666億円に2171億円拡大しており、在庫影響を除くと940億円増の1561億円だった。
事業部門別の金融費用除き税引前利益(在庫影響除く)は、燃料油部門が955億円増の1272億円と大幅に伸長した。増益要因で最も大きかったのはタイムラグで987億円。海外トレーディング158億円、製品輸出入(国内向け海外市況リンク販売含む)132億円も増益に貢献した。一方、自家燃コストなど210億円、主要燃料の数量減52億円とマージン減55億円は減益要因だった。
資源部門は、石油開発がベトナムのコンデンセート数量増などで63億円増の116億円、石炭が3億円減の74億円で、部門全体では60億円増の189億円となった。
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2026年08月10日更新
石油資源開発 4〜6月純利益79・4%減 英国事業売却で原油減販
石油資源開発(JAPEX)が6日に発表した2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)の純利益は、前年同期比79・4%減の32億4000万円だった。前期の英国石油・天然ガス開発事業の売却で原油販売量が減少したことや、中東情勢悪化によるLNG(液化天然ガス)の代替調達コストなどが減益要因となった。
売上高は21・4%減の651億1400万円。前期の石油製品仕入れ・販売子会社(旧ジャペックスエネルギー)の売却による減少が大きかった。
営業利益は62・9%減の62億200万円、経常利益は72・3%減の57億7300万円で減収減益だった。
海外原油販売量は前期の「英領北海シーガルプロジェクト」の譲渡で減少。イラクのガラフ油田は中東情勢悪化で生産をほぼ停止しているが、前年同期に販売がなかったため今期業績への影響はなかった。
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2026年08月08日更新
太陽石油など7社 西日本でケミカルリサイクル 自動車用再プラ供給体制構築へ
太陽石油など7社は、西日本エリアで使用済みプラスチックを化学的に分解して再生プラスチックをつくる「ケミカルリサイクル」事業の実現可能性を調査する。自動車用途などの再生プラスチックの安定供給体制構築に向け、廃プラスチックの回収から石油化学原料としての利用までの各工程を一体的に検討する。
太陽石油は四国事業所(愛媛県今治市)の製油所設備で精製する廃プラ分解油の受け入れ基準策定やコスト検証などにあたる。分解油の精製では石油化学原料として利用可能な品質への高度化を念頭に置く。
事業には太陽石油のほか、CFP(広島県福山市)有価物回収協業組合石坂グループ(熊本市東区)オガワエコノス(広島県府中市)J&T環境(川崎市幸区)三井化学(東京都中央区)みずほ銀行(東京都千代田区)が参画する。
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