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2018年06月22日更新
新社長登場 コスモ石油 マーケティング・森山幸二氏 課題は消費者ニーズの対応 5年、10年後見据え事業を検討
 4月1日付でコスモ石油マーケティング代表取締役社長に就任した森山幸二氏は、業界内では名うての鉄道ファンとして知られる。新幹線を実現に導いた第4代国鉄総裁十河信二氏が、局面打開を模索する際に好んだ言葉〝有法子(方法はある)〞に感ずるところがあると話す森山氏に、業界の大変革に立ち向かう心構えを聞いた。


---社長就任にあたり抱負を
 6年ぶりの販売部門復帰だが、この間にコスモ(エネルギー)グループはホールディングス体制に移行し、石油業界全体では再編が進んだ。エネルギー業界でみると、一次エネルギーの構造が変わり、自給率や経済性も変化している。
 もっとも大きく変わったのは、社会構造やお客さまのライフスタイルだ。単純なモノの販売から、eコマースが主流に踊り出て日本はこの分野ではもはや先端ではなくなった。 ここから先の変化は、さらに早く進むだろう。いかにお客さまのニーズに応えていくかが課題だが、ヒントは店頭やお客さまとのコミュニケーションのなかにしかない。難しい仕事だが、大きなやりがいを感じている。

---自社の強みをどのようにとらえているか
 グループの第6次連結中期経営計画では、石油事業全体の収益力向上と、次の成長ドライバー育成が命題になっている。そのなかで私たちの役割は3つあると考えている。
 1つはグループの価値・競争力の顕在化。製油所のボトムレス対応などを、お客さまに支持される商品に仕上げて適正な価値を回収することだ。2つ目はお客さまのニーズに合わせて、将来に向けた成長事業を立ち上げること。3つ目は私たち自身の業革。業務範囲が広がると、既存のマンパワーでは対応しきれない。可能な限り機械化(IT化)し、業務改革を進めたい。
 いずれも私たちにとっては苦手な分野ではない。お客さまとの接点、特約店さまとのパートナーシップが強みになると考えている。

---需要減が視野に入るなか、特約店にどのような対応策を提案していくか
 かつての低成長・マイナス成長時代に、すべての企業が立ち行かなくなったわけではない。着実に事業構造を転換した企業にとっては、むしろ優劣がはっきりし、ビジネスチャンスになる。
 繰り返しになるが、対応のヒントは、お客さまとの関係・つながりを強め、間口を広げることに尽きる。従来の事業を少しずつ変え、周辺事業と上手につながりながら、勇気を持って改革に取り組んでいただきたい。例えば、みなさまと推進しているカーリース事業は金融商品だ。カーリースの教育を受けたスタッフは、ほかの金融商品の販売にも対応できる。
 足元の5年、10年ではカーライフビジネスは大きくは変わらないと考えるが、その先は〝モビリティサービス〞の時代に入る可能性がある。それを見越して、今後数年で何をするべきかを考えていきたい。

---特約店にメッセージを
 意味もなく悲観することはありませんが、健全な危機感は大事です。足元の環境が好転している今こそ、一緒に一歩を踏み出しましょう。
 社会状況の変化はスピードを増して進みますが、一番の切り札となるのは、地域のお客さまといかにつながっていくかです。私たちは20年以上にわたって「ココロも満タンに」を掲げて来ましたが、このメッセージは、モノの時代からサービスの時代に移っていく現在の時流にとても適っています。どのように事業を変化させるのかを一緒に考え、行動していきましょう。

森山 幸二(もりやま・こうじ)氏=昭和36年生まれ、59年早稲田大学政治経済学部卒。同年大協石油入社、平成20年コスモ石油・販売サポート部長、26年執行役員経営企画部長、29年取締役常務執行役員、30年コスモ石油マーケティング代表取締役社長。
2018年06月21日更新
出光興産、NEDOプロジェクトに参画
 出光興産はLIBTEC(技術研究組合リチウムイオン電池材料評価研究センター)を通じて、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が推進する、EV(電気自動車)用全固体電池の基盤技術確立を目指すプロジェクト「先進・革新電池材料評価技術開発(第2期)」に参画する。
 EV市場の本格的拡大には、安全性・耐久性・航続距離に優れた全固体リチウムイオン電池の実用化・量産化がカギとされる。同電池の固体電解質には硫化水素を用いるが、出光は石油精製を通じて硫化水素の取り扱い技術を蓄積しており、石油化学製品への応用技術も有する。
 約20年間の研究開発により固体電解質などの特許出願は、電池材料メーカー最多件数で、今年度を起点とする第5次連結中期経営計画でも、次世代電池用素材開発を重点課題に位置づけている。2020年代の市場投入を目指し、7月にはリチウム電池材料室を新設するなど〝次の出光〞を担う新規事業の一つとして注目される分野だ。
 今回のプロジェクトは、EVで日本が世界をリードすることを目標に、オールジャパン体制で全固体電池の実用化を目指す取り組み。出光のほかトヨタ自動車、日産自動車、本田技術研究所、パナソニック、GSユアサなど23社と研究機関、大学などが参加する。
2018年06月20日更新
太陽石油 2017年度決算 2年連続、最高益更新
 太陽石油が発表した2017年度(2017年4月〜2018年3月)通期決算によると、売上高は前年度比1314億円(24・6%)増、営業利益97億円(43・1%)増、経常利益99億円(46・7%)増と好調。当期純利益は61億円(45・9%)増の197 億円で、2年連続で過去最高益を更新した。
 四国・山口両事業所ともに定期整備工事がない年にあたり、高稼働を維持した。販売数量は90万♂増の926万♂に増え、需給環境適正化によるマージン改善を効果的に取り込んだ。在庫影響を除いた実質経常利益は213億円増の260億円と、大きく伸長した。 原油価格上昇による在庫評価益、ベンゼンやスチレンモノマーなど、石油化学製品の堅調な需要と好マージンも利益増につながった。

 決算概要は次の取り(カッコ内前年度)。 ▽売上高6650億円(5335億円)▽営業利益322億円(225億円)▽経常利益314億円(214億円)▽当期純利益197億円(135億円)。
 ▽連結売上高6757 億円(5418 億円)▽連結経常利益322 億円(211 億円)▽連結当期利益206 億円(131 億円)。
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