2026年08月22日更新
規格外ハイオク激減 前年16ヵ所→今年2ヵ所 硫黄分、蒸気圧が改善
全国石油協会が全国のSSでガソリン(ハイオク、レギュラー) 、軽油、灯油を対象に実施した4〜6月期の試買分析の結果によると、品質確保法で定める規格に適合しない製品を確認したSSは36カ所で、前年同期比22カ所大幅に減少した。ハイオクの不適合が激減し、不適合率が低下したのが目立っている。
石油協会4〜6月試買分析結果
試買分析は強制規格項目、標準規格項目、外観を油種ごとに調べ、規格に適合しているかどうかを分析、判断する。試買対象SSは重点化して行う。
4〜6月期の試買分析は47都道府県で実施。ハイオクは5726カ所で行った。規格に適合しない製品が見つかったSSは2カ所、前年同期にくらべて14カ所減少した。
不適合項目は硫黄分が1件(前年同期5件) 、蒸気圧1件(8件)のほか、前年同期にそれぞれ1件、3件みられた酸素分、オクタン価の異常はゼロだった。
硫黄分は計量機の給油ホース内に滞留していた油に、給油ホースに使われているゴムを硬化させるための薬品である加硫剤が溶出したのが原因。蒸気圧は地下タンク内に残存していた冬季品の影響とみられている。
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2026年08月21日更新
2030年度SAF供給義務 例外要件、厳格化の方向 プラント建設中止など認めずーエネ庁
資源エネルギー庁は、エネルギー供給構造高度化法に基づき2030年度から開始するジェット燃料供給事業者に対するSAF(持続可能な航空燃料)の供給義務化案を巡り、例外・適用除外の要件を厳格化する方向を示した。
エネ庁は17日に開催した総合資源エネルギー調査会資源・燃料分科会脱炭素燃料政策小委員会で、7月のSAF官民協議会で提示した案について検討を進めた。
石油元売や輸入事業者は主要7空港の国際線などのジェット燃料にSAFを2030年度に1%以上、2031年度に3%以上、2032〜2034年度に5%以上を段階的に混合させる内容だ。
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2026年08月20日更新
IEA8月月報 430万㌭/日減1億200万㌭/日 2026年石油供給予測下方修正
中東情勢の再悪化を受けて注目された国際エネルギー機関(IEA)の8月月報による2026年世界石油供給予測は、前年比430万㌭/日減の1億200万㌭/日に、前月予想から60万㌭/日下方修正された。IEAは「7月と8月初旬の敵対行為と海上の混乱が回復努力を阻害」と指摘し、第3四半期(7〜9月)の供給量が170万㌭/日減少すると予測している。
あくまで予測だが、前月は米国とイランの覚書合意などを背景に20万㌭/日上方修正されていただけに、見通し悪化は残念だ。IEAは、燃料油価格の上昇が各国の消費を圧迫するとして、需要予測も1億280万㌭/日に50万㌭/日下方修正した。
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