2026年08月18日更新
大手元売4~6月決算 中東危機原油変動3社大幅増益生む タイムラグ長期化押し上げ
ENEOSホールディングス、出光興産、コスモエネルギーホールディングスの2026年度第1四半期決算は、最終益がENEOS前年同期比4295億円増、出光1902億円増、コスモ860億円増と、中東危機下の原油価格の変動を受けて大幅増益になった。出光とコスモは、当期だけで2026年度通期利益予想に到達してしまう異例さだった。
原油価格(ドバイ)の期中平均は㌭96㌦で前年同期の67㌦から29㌦も上昇。為替レートも1㌦159円と14円の円安ドル高だった。油価上昇にともなって在庫影響益がENEOS2800円増の1952億円、出光2171億円増の1666億円、コスモ278億円増の109億円発生し、利益を押し上げた。
今回の決算で特徴的なのは、タイムラグ要因の大きさだ。元売は足元1週間の原油コストを基準に仕切価格を決めるため、産油国で原油を買い付けてからタンカーで運搬して国内製油所で精製し、石油製品を販売するまでの間に生じる国際原油市況の変動次第で、安く仕入れたモノを高値で売ることになったり、その逆になったりする。
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2026年08月17日更新
レギュラー170円10銭3週連続同値 情報セン週次市況165~170円未満、最多21府県
石油情報センターの石油製品小売市況調査によると、10日時点のレギュラーガソリン全国平均価格は㍑170円10銭で、7月27日調査から3週連続同値となった。
22県が上昇し19道府県が下落、6都県が横ばい。値上がり幅は佐賀県の1円80銭が最も大きく、熊本県の1円が続いている。値下がり幅は徳島県の1円30銭が最大だった。
最高値は沖縄県の179円60銭、最安値は宮城県の163円40銭となった。価格帯分布は160〜165円未満が4県、165〜170円未満は21府県、170〜175円未満は16都道府県、175〜180円未満が6県だった。
軽油は10銭高の159円50銭、3週ぶりに上昇した。値上がりが 22都県、値下りが18道府県、7県は前週と変らなかった。
上げ幅が最も大きいのは佐賀県で2円。下げ幅は徳島県の1円20銭が最大だった。最も高かったのは長崎県の169円30銭、最も安かったのは徳島県の149円90銭と150円を割り込んだ。
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2026年08月14日更新
INPEX中間決算 最終益、 過去最高計上 17・7%増2631億円 販売単価上昇円安効く
INPEXが確定した2026年12月期第2四半期(中間期、2026年1〜6月)の当期利益(国際会計基準)は、前年同期比17・7%増の2631億4700万円だった。第2四半期として過去最高益を計上。中東情勢悪化にともない原油販売量は減少したが、原油高による販売単価上昇や円安、法人税負担の減少などが増益要因となった。
売上収益は原油販売量減少で4・6%減の1兆4億9500万円。営業利益は0・3%増の6187億1300万円、税引前中間利益は0・1%減の6443億4600万円だった。
原油販売量は22・8%減少。アブダビ事業では中東情勢悪化で上半期の販売量が約3割減った。現在の生産・出荷状況は、生産量がほぼ平時並みを回復し、陸上パイプラインを利用したホルムズ海峡を通過しないフジャイラからの出荷もほぼ通常通りだが、海上油田からの出荷は一部制約があるとした。
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