2026年04月11日更新
下値・上値1円安 3週連続下落157〜163円
仕入れ大幅低下の影響続く盛岡、最大18円も
本紙が集計した6〜7日の「全国セルフSS小売市況調査」によると、レギュラーガソリンの全国中心価格は、下値・上値とも前週比㍑1円安の157〜163円だった。2日改定の大手元売の燃料油補助金を反映した実質仕切価格は前週からほぼ横ばいだったが、前週までの仕入れコスト大幅低下の影響が継続した。下値・上値とも政府の「イラン情勢を踏まえた緊急的激変緩和措置」開始以降、3週続けて下落した。
本紙調べセルフSS小売市況
大手元売の標準的な実質仕切価格と下値157円をもとに本紙が推計したマージンは70銭減少の17円30銭。粗利益率は0・4ポイント低下の12・1%だった。マージンは5週ぶり、粗利益率は3週ぶりに引き下がった。2日改定の実質仕切価格は20銭の小幅な値下げだった。
2025年平均との比較では、マージンが4円10銭、粗利益率が3・5ポイント上回った。前年平均を超えるのは、いずれも3週連続となる。
9日以降の実質仕切価格は2円50銭高と、緊急的激変緩和措置の開始以降、初めての値上げ改定となった。直近のガソリン全国平均小売価格(石油情報センター6日調査)が政府目標の170円を下回るなか、価格転嫁の動きが出るかが注目点となりそうだ。
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2026年04月10日更新
5月アジア向け過去最高 サウジ原油調整金全油種17㌦上昇
5月積みサウジアラビア原油公式販売価格のアジア向け調整金が判明した。5油種すべてが前月比㌭17㌦の大幅上昇で、本紙にデータがある2019年以降では過去最高値となった。主要油種のアラビアンライト(AL)はドバイ、オマーン原油平均価格比19㌦50㌣の上乗せとなる。
足元の為替水準で推計すると、㍑17円強のコスト上昇要因となる。従来の慣例なら大手元売は6月第1週分の仕切り改定に反映するが、政府の激変緩和措置再開後は北海ブレントを用いて仕切り算定を行っており、当月もサウジ調整金の反映はなかった。
ALのアジア向け調整金のこれまでの過去最高は、ロシアのウクライナ軍事侵攻下で2022年9月に示した9㌦80㌣だった。プレミアムが大きくなりやすい軽質のスーパーライトでも、同月の12㌦15㌣が最高値だった。
2026年04月09日更新
軽油インタンク反転上昇 2ヵ月ぶり120円台 A重2円弱〜3円弱値上がり
エネ庁2月分調査
資源エネルギー庁がまとめた2月分の軽油インタンク納入価格調査の結果によると、全国平均価格は㍑121円40銭で前月比3円値上がりした。上昇は2025年9月(1円)以来、5カ月ぶり。大手元売仕切りや陸上スポット価格の反転上昇を映して上がった。
全国平均価格は12月(120円50銭)以来、2カ月ぶりに120円台を回復した。2013年以降の最高だった2025年3月(137円60銭)を16円20銭下回っている。
上げ幅が最も大きい東北と最も小さい中部の価格差は2倍ある。北海道、関東、中国の3地域が120円台に乗ったことで110円台は中部、近畿、四国の3地域に半減した。
同時にまとめたA重油納入価格調査の結果によると、可積載量8㌔㍑以上の大型タンクローリーでの納入価格は全国平均で99円10銭、2円80銭値上がりした。上昇は5カ月ぶり。東北と中国が10
0円台に乗った。最高値(九州・沖縄)と最安値(近畿、前月は関東)の差は9円60銭で前月比20銭縮小した。
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