2026年02月28日更新
コスモエネHD SS跡地に高圧系統用蓄電所 長崎と仙台2027年度稼働目指す
コスモエネルギーホールディングスは、長崎県松浦市と宮城県仙台市のSS跡地に高圧系統用蓄電書を建設し2027年度下期の運転開始を目指す。
両蓄電所とも発電出力約2㍋㍗、蓄電池容量約8㍋㍗で、松浦市にはパワーエックス社製の蓄電池を採用する。卸電力市場に加え、需給調整市場や容量市場への参画を計画しており、コスモエネルギーソリューションズ(本社東京都中央区) が取引業務を担う。
今回の取り組みは経済産業省の「令和7年度再生可能エネルギー導入拡大・系統用蓄電池等電力貯蔵システム導入支援事業費補助金」に採択されている。太陽光発電などの再エネ出力制御率が高くなると見込まれる九州、東北地区で、電力需給の調整力として運用していく。
コスモは2024年以来、三重県四日市市、埼玉県幸手市、愛知県長久手市、大阪府東大阪市で蓄電池設備の実証を行ってきた。このうち長久手と東大阪は、営業中のセルフSSに蓄電池を設置した。
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2026年02月27日更新
「重点維持SS」選定へ エネ庁研究会 過疎地の燃料供給確保自治体と連携し支援
資源エネルギー庁は、SS過疎地の重点化と支援を強化する方針だ。重点的に支援維持するSSの候補を選定したうえで自治体の関与を促しつつ地域と連携して実施する。SS過疎地の定義である自治体内SS数などに加えて、最寄りSSまでの距離(SS間の距離)を選定基準に加えて、年度明けに数十カ所を選定することを検討している。
エネ庁は20日に「新たな地域燃料流通に関する研究会」(座長・平野創成城大学経済学部教授)の第3回会合を開き、SS過疎地の重点化と支援の強化などについて議論した。
市町村内のSS数が3カ所以下の市町村をSS過疎地と定義している。SS過疎地は2025年3月末(2024年度末)時点で全国に381市町村ある。過疎地では今後の地域における燃料安定供給確保に懸念が生じている。
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2026年02月26日更新
SAF供給の環境価値提供を実証 鈴与商事、FDAと富士山静岡空港で
ENEOSは鈴与商事(本社静岡市清水区・伊藤正彦社長)と、鈴与の完全子会社フジドリームエアラインズ(FDA、本社静岡市清水区・本田俊介社長) に現物のSAF (持続可能な航空燃料)供給に代わるSAF環境価値の提供を富士山静岡空港で実施する。
同取り組みは国土交通省の「令和7年度地産地消によるSAF導入支援実証事業」の一環。受注者のENEOSが成田国際空港に供給したSAFの環境価値を、富士山静岡空港で鈴与商事がFDAに供給するジェット燃料に割り当てることで、富士山静岡空港でFDAにSAFを供給する流れだ。
昨年度にENEOSが国交省の実証事業として検証したマスバランス方式(物質収支方式)に加え、EU(欧州連合)で導入されているフレキシビリティ制度を参考にする。
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