2025年11月29日更新
上・下値2週累計5円下落 ガソリン中心158〜165円 粗利率8%割る
本紙が集計した24〜25日の全国セルフSS小売市況調査によると、レギュラーガソリンの全国中心価格は㍑158〜165円で、下値が前週から1円下落した。下値は2週続けて下落、上値は2週ぶりに横ばいとなり、いずれも2週累計で5円値下がりした。前週はガソリン税の暫定税率廃止に向けた政府の燃料油補助金増額を受けて大きく下落しており、関東から近畿地方を中心に前週の値下げの余波がみられた。
燃料油補助金を反映した大手元売の標準的な実質仕切価格と、下値158円をもとに本紙が推計したマージンは11円30銭で90銭減少。粗利益率は7・9%で0・6ポイント低下した。20日からの実質仕切価格は据え置きで、市況軟化が利幅を押し下げた。
2024年平均と比較すると、マージンは2円70銭、粗利益率は1・3ポイント下回っている。
27日からの実質仕切価格は2回目の補助金増額にともない、5円の値下げ改定となっている。小売市場の反応が前回の補助拡充時と同程度なら、中心価格は下値が150円台前半、上値が160円前後と、データが比較できる2023年2月以降の最安値更新が視野に入る。
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2025年11月28日更新
北海道オホーツク農産物をSAF原料に 中高生向け現地学習で活用策探求 ENEOSなど3者
ENEOS、東京農業大学、名鉄観光サービスの3者は、このほど中学・高校生向けにSAF(持続可能な航空燃料)をテーマにした探求学習プログラムを実施した。
探求学習は、文部科学省が探求的な見方・考え方を働かせた横断的・総合的な学習を通して、よりよく課題を解決し自己の生き方を考えていくための資質・能力育成を目標にしている。
今回は恵泉女学園中学・高等学校、昭和女子大学附属昭和中学校・高等学校、東京都立園芸高等学校、東京農業大学第一高等学校・中等部の4校の生徒計39人を対象に北海道で行った。2024年度東京都助成事業の一環で企画・実行した。
東京農大北海道オホーツクキャンパスがある北海道オホーツクは、日本で高い食料自給率を誇る。同プログラムでは世界的な脱炭素化の動きを受け、とくに食品廃棄物や農業廃棄物などバイオマス原料のSAFに注目。生徒はオホーツクの農業や農作物を学びながらSAF原料の活用について考えた。
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2025年11月27日更新
次世代AIデータセンター向け天然ガス供給 米社に出資 戦略的提携 出光
出光興産は、米テキサス州を拠点とするオーバーウォッチ・キャピタル・インベストメント1に出資し、最大1∝㍗規模の発電に対応する天然ガス供給で戦略的パートナーシップを結んだ。
同社は、電力系統に頼らないオンサイトガス発電所を併設したデータセンターの開発を展開している。オハイオ、テキサス、イリノイ、ユタ、コロラド、アリゾナ、ジョージア、ネバダ、サウスカロライナ、ペンシルベニアなど、米全土に順次拡大する計画だ。
出光は、データセンターに併設する自家消費目的の発電所に天然ガスを供給する。さらに潤滑油技術を応用した、データセンター向け液浸冷却の技術協力や、バックアップ電源向けディーゼル燃料供給、蓄電池インフラ整備などの領域でもサービスの提供を検討していく。
出資を担った出光アメリカズホールディングス(本社テキサス州)の杉原啓太郎社長兼CEOは「今回の協業は信頼性の高い低炭素エネルギーを次世代のデータインフラと結びつける重要な一歩。AI(人工知能)を支える電力需要は急速な拡大が予想され、当社は天然ガス供給を通じて持続可能で効率的なエネルギーソリューションを提供していく」とコメントしている。