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2026年06月02日更新
4月石油統計速報 燃油国内販売88.7% 中東情勢受けナフサ激減
 中東情勢緊迫化の影響で、4月の石油製品国内販売はいびつさが浮き彫りになった。資源エネルギー庁が発表した石油統計速報によると、燃料油全体では前年同月比88・7%の974万3341㌔㍑と低調で、3カ月連続で前年を下回った。
 4月の販売量が1000万㌔㍑を割る状況は、新型コロナウイルス禍の最中にもなかった。とりわけナフサが64・4%と、前月の74・5%からさらに悪化し全体を引き下げた。不需要期で絶対量は少ないが、灯油も86・7%と低調だった。両油種ともに3カ月連続で前年を下回った。
 ガソリンは97・4%の331万㌔㍑。2カ月ぶりに前年を下回ったが、中東情勢の影響は明確にはみられなかった。軽油は100・2%と2カ月連続で前年を上回り、経済を止めないとする政府の方針が実績に表れた。ジェト燃料油も100・8%と、2カ月ぶりに前年実績を超えた。
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2026年06月01日更新
内航燃料消費量 2月4.9%増18万270㎘ 大型鋼船など航海距離伸びる
 国土交通省の「内航船舶輸送統計月報」によると、2月の燃料消費量は前年同月比4・9%増の18万270㌔㍑(A重油9万8421㌔㍑、C重油8万1849㌔㍑)となった。
 航海距離は5・7%増の1032万4000㌖、輸送効率は39・7%(貨物船40・5%、油送船38・3%)で前月から0・7ポイント低下した。
 業界関係筋では「製鉄所火災により大型鋼船でトラックからの代替輸送が増えたほか、一部航路の再開などを背景に燃料消費量はプラス基調で推移した」との見方を示す。
 船種別の燃料消費量は大型鋼船が5・0%増の13万3745㌔㍑(A重油5万2282㌔㍑、C重油8万1462㌔㍑)、小型鋼船が3・6%増の4万4018㌔㍑(A重油4万3759㌔㍑、C重油259㌔㍑)、プッシャーバージ・台船は23・6%増の2507㌔㍑(A重油2379㌔㍑、C重油128㌔㍑)と総じて上振れた。
航海距離は大型鋼船が7・7%増の543万7000㌖、小型鋼船が2・3%増の467万6000㌖、プッシャーバージ・台船は 36・1%増の21万1000㌖だった。
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2026年05月30日更新
産機工 ソルガム原料の国産バイオエタノール 製造工程再構築コスト100円以下目指す
 低コストで高品質なSAF(持続可能な航空燃料)供給に向けて、重機械メーカーやエンジニアリング企業など産業機械業界が動き出した。
 日本産業機械工業会(産機工)は先頃、イネ科の穀物 「ソルガム」(和名=モロコシ)を原料とする国産バイオエタノール製造プロセスの構築を目的に、産学連携コンソーシアム「J―BAS」(ジャパン・バイオアルコール・フロム・ソルガム)を立ち上げた。
 J―BASには産機工会員の主要機械メーカーや複数の大学研究室などが参画。機械・エンジ分野から日本における新たなバイオエタノール産業の基盤形成、SAFの安定供給、カーボンニュートラル社会の実現に貢献していく方針だ。
 従来の製造プロセスを〝ものづくり〞の視点から再構築。プラントに関わる多様な機械・エンジ技術やノウハウを統合。製造プロセス全体をシステムとして最適化することで、低コスト・高効率な国産バイオエタノールの社会実装を目指す。
 長期目標として製造コストは㍑100円以下をターゲットに据え、㍑150〜250円相当の既存製品とくらべて半額以下の優れたコストパフォーマンスを見込む。
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