2026年05月28日更新
出光丸、帰還伊勢湾に着桟
出光タンカーが管理するVLCC「出光丸」が25日、ホルムズ海峡封鎖後にペルシャ湾内にとどまっていた原油タンカーとしては初めて日本に帰還し、伊勢湾シーバースに着桟した。
出光では、いぜんとして多くの船がホルムズ海峡域内に残っており手放しで喜べる状況ではないとし「船員および出光丸が戻ったことに安堵しているが中東情勢はいぜんとして緊迫した状況が続いている。引き続き安定供給に取り組むとともに、船員、船舶、貨物の安全を最優先していく」と気を引き締めている。
2026年05月27日更新
陸上非系列市場 軽油スポット安登場 中心値101円50銭〜104円
商社系、広域特約店によると、5月第5週前半時点の非系列市場(首都圏・ローリー渡し)ではガソリン、灯油に続いて、軽油(未課税)も元売非系列向けを下回るスポット価格が現れた。
軽油の中心値は㍑101円50銭〜104円で、下値がスポット価格になった。ホルムズ海峡封鎖の影響で余剰玉が国内市場から姿を消し、3月中旬以降にスポット価格が高騰。平時には安価だったインタンク向けの納入が不安定化し、公営バスの入札不調や運送業者のSS給油への転換などが発生した。
代替調達や国家備蓄放出で原油供給が安定化しつつあり、非系列市場は灯油とガソリンがすでに平常化していた。市場筋では「軽油もほぼ普通の状態に戻った。もうスポット高にはならないだろう」(広域特約店幹部)との声が聞かれる。
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2026年05月26日更新
自工会が水素トラック活用PJ 幹線輸送で普及拡大 今後10年、ST30基・㎏1000円基準
官民連携による幹線輸送での水素事業拡大を目指す「水素大動脈構想」の具体化に向けて日本自動車工業会は、幹線輸送に水素トラックを活用するプロジェクトを発表した。
今後10年で大型トラック1500台相当(年間水素消費7500㌧)を普及させ、水素ステーション(ST)は30基整備。水素価格㌕1000円を基準に取り組みを進める。
国、自治体、ユーザー、ST事業者と連携し実現を目指す。経済合理性に基づく原単位モデル「スモールサクセス」をつくり、福島から福岡までの幹線輸送へ拡大する。
自工会は21日、幹線輸送での水素トラック普及に向けたプロジェクトを発表した。水素に取り組む大義としてはエネルギー安全保障、産業競争力の確保、脱炭素・GX(グリーントランスフォーメーション)のマルチパスウェイ(全方位)をあげた。
ロードマップでは、モビリティが先頭に立ちながら、水素の「つくる・はこぶ・つかう」うえでの課題を解決しつつ水素消費量を拡大。消費量を増やすことで価格低減を図り、他産業での代替エネルギーとして活用につなげる。
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