2026年05月23日更新
ガソリン横ばい159~165円 実質仕切り小幅上げ受け維持 粗利率8. 6% 0.4ポイント低下
本紙が集計した18〜19日の「全国セルフSS小売市況調査」によると、レギュラーガソリンの全国中心価格は㍑159〜165円で、下値・上値とも前週から横ばいだった。14日改定の燃料油補助金を反映した大手元売の実質仕切価格は各社とも60銭の小幅な値上げで、前週の軟化ムードが後退。店頭価格を維持する地域が優勢となった。横ばいは下値・上値とも大型連休期間直前の4月27〜28日以来、2調査ぶりとなる。
大手元売の標準的な実質仕切価格と下値159円をもとに本紙が推計したマージンは12円40銭で60銭減少。粗利益率は8・6%で0・4ポイント低下した。マージンは6調査続けて、粗利益率は横ばいを挟んで2調査ぶりに縮小した。
2025年平均と比較すると、マージンは70銭、粗利益率は0・1ポイント下回った。マージンは2調査連続、粗利益率は3月16〜17日以来、ほぼ2カ月ぶりに前年平均を割り込んだ。
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2026年05月22日更新
レギュラー2週下落 20銭安169円20銭情報セン週次市況
石油情報センターが公表した18日時点の石油製品小売市況調査によると、レギュラーガソリン全国平均価格は前週比㍑20銭安の169円20銭だった。2週連続下落した。
24道府県で下落、16都県が上昇、7府県が前週市況と変わらず。値下がり幅は鹿児島県が最も大きく、1円50銭下がった。次いで福岡県と佐賀県の1円40銭が続いた。値上がり幅は東京都の2円が最大。最安値は埼玉県の162円10銭、最高値は沖縄県の178円だった。
価格帯は160〜165円未満が7県、165〜170円未満は20府県、170〜175円未満14都道府県、175〜180円未満6県となった。
軽油は20銭安の158円60銭、2週連続下落した。
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2026年05月21日更新
出光 米CDRスタートアップへ 出資 国産炭酸カルシウム応用視野
出光興産は、排水処理設備のCO₂(二酸化炭素)除去(CDR)に取り組む米国のスタートアップ、CREW Carbonに出資した。同社は排水アルカリ度増強(WAE)によるカーボンクレジットを世界で初めて創出した。
CREW社は、下水処理場の排水中のCO₂とアルカリ物質を反応させて回収し、重炭酸イオンとして海中で数千年以上にわたって固定化する取り組みを行っている。回収し削減したCO₂量を正確に算出する独自技術により、認証機関に認証されたカーボンクレジットを創出・販売している。
出光はネガティブエミッション分野の事業開発の一環で、出光コーポレート・ベンチャー・キャピタルを通じて同社に出資した。日本は世界有数の石灰の生産地で、炭酸カルシウムを安定的に調達しやすい。炭酸カルシウムの貯蔵・注入設備とモニタリング設備を整備することで、同社の技術を用いた国産資源によるCDRの展開が期待される。