2026年04月27日更新
IMO委、イランに要求 ホルムズ海峡円滑な通航
国土交通省によると、IMO(国際海事機関)は先の第113回法律委員会でイランによるホルムズ海峡の通航料徴収、差別的扱いなどについて「国際法に相反する」と非難した。そのうえでイランに対して同海峡の円滑な通航確保を要求することを決めた。
出席国の多くが国際海運の根本原則である航行の自由、船舶・船員の安全を主張。ペルシャ湾内に留め置かれている船舶の安全な避難に向けて、日本(国交省)などが提案している海上回廊の枠組み構築ですべての関係国に協力を呼びかけた。
またIMO事務局長は枠組みの早期構築を図るべく、イランなどの周辺国と協議を進めていると説明した。
このほか不正登録船舶による不法行為への対策強化、アンモニア・メタノール・水素・バイオ燃料・LNG(液化天然ガス)といった脱炭素燃料による汚染損害などに関して、賠償責任・補償制度のあり方で検討作業に入ったことなどを審議した。
2026年04月25日更新
ガソリン全国中心2円髙 下値160円、上値166円、2週上昇 本紙調べセルフSS小売市況
本紙が集計した20〜21日の「全国セルフSS小売市況調査」によると、レギュラーガソリンの全国中心価格は、下値・上値とも前週比㍑2円高の160〜166円だった。下値・上値とも2週続伸し、下値は4週ぶりに160円台に乗せた。大手元売の燃料油補助金を反映した実質仕切価格は16日から2円80銭と3円80銭の本格的な値上げとなり、全国的に価格転嫁の動きが拡大した。
粗利率10%割る 仕入れコスト増大きく
大手元売の標準的な実質仕切りと下値160円をもとに本紙が推計したマージンは2円減少の13円80銭。粗利益率は1・5ポイント低下の9・5%で、政府の「イラン情勢を踏まえた緊急的激変緩和措置」開始直前の3月16〜17日以来、5週ぶりに10%を下回った。仕入れコスト上昇が大きく、いずれも3週続けて引き下がった。
2025年平均との比較では、マージンが60銭、粗利益率が0・8ポイント上回った。前年平均超えは5週連続に伸びたが、いずれも5週で最低の水準に落ち込んだ。
23日以降の実質仕切価格はENEOSと出光興産が60銭の値上げ、コスモ石油マーケティングが40銭の値下げと改定幅が分かれたが、3週ぶりに1円未満の変動に収まった。足元の価格転嫁の動きが続くかが、当面の注目点のひとつといえそうだ。
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2026年04月24日更新
千葉・九十九里沖CCS試掘 2030年初頭CO₂貯留目指す 7月から
INPEXと関東天然瓦斯開発が出資する首都圏CCS(千葉市中央区)は、7月から千葉県九十九里沖でCCS(二酸化炭素回収・貯留)事業に向けた試掘を開始する。CO₂(二酸化炭素)貯留に適した地層の存在を確認することが目的で、2030年初頭までのCO₂貯留開始を目指す。
15日に経済産業相から「CCS事業法」で2件目となる試掘許可を受けた。
3社は日本製鉄とともに「首都圏CCS事業」に参画。日本製鉄の東日本製鉄所君津地区や京葉臨海工業地帯の複数の産業が排出するCO₂を回収、パイプラインで輸送し、九十九里沖の海域に貯留する計画だ。首都圏CCSによると、年間貯留量は初年度に120万㌧、将来的には約500万㌧を見込む。
試掘は2坑実施し、1坑目「九十九里沖-A」(仮称)はリグアップ(掘削開始準備)とリグダウン(撤収作業)を含めて7月から10月までの4カ月間、2坑目「九十九里沖-B」は2027年1月までの3カ月間を予定する。
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