2026年02月13日更新
出光など5者 横浜港錨地でメタノール供給 船舶間移送方式を採
出光興産は横浜市、国華産業(本社東京都港区)、商船三井(本社東京都港区)、三菱ガス化学(本社東京都千代田区)とともに横浜港の錨地で、シップ・トゥ・シップ方式によるメタノール供給を行った。錨地でメタノールをバンカリングするのは国内初となる。
商船三井が運航し、三菱ガス化学が用船するメタノール二元燃料外航船「第七甲山丸」に対し、三菱ガス化学新潟工場で生産した国産バイオメタノールを、国華産業が運航するメタノール輸送内航ケミカルタンカー船「英華丸」から供給した。今後は事後検証を通じて知見を体系化・可視化し、他船種・他地域のメタノールバンカリングにも活用していく。
国土交通省港湾局は2024〜2025年に開いた「メタノールバンカリング拠点のあり方検討会」で、手続きの基準や安全対策などを整理した。
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2026年02月12日更新
サウジ原油調整金 3月AL30㌣下落 円建て30銭程度、4月初仕切りに反映
サウジアラビア原油の3月積みアジア向け公式販売価格が判明した。主要油種アラビアンライト(AL)の調整金は前月比㌭30㌣下がり、ドバイ、オマーン原油平均価格に対しプラスマイナスゼロとなる。
元売は今回の調整金の変動を4月第1週(2日改定分)の仕切価格に反映するとみられる。現在の市場価格にあてはめて推計すると、㍑30銭程度の引き下げ要因になる。
ALのアジア向け調整金が下がるのは4カ月連続で、ドバイ、オマーン対比50㌣のマイナスだった2020年12月以降では最低となった。ただ今回は油種によって上げ下げが異なり、スーパーライトとエキストラライトは前月比20㌣の引き上げ、ミディアムとヘビーは40㌣の引き下げとなった。
2026年02月10日更新
実質経常益1135億円 マージン数量改善石油12・8%増669億円 コスモエネHD
コスモエネルギーホールディングスが発表した2026年3月期第3四半期(2025年4〜12月)連結決算は、営業利益が前年同期比3億円減の878億円、経常利益が140億円減の835億円、親会社株主に帰属する当期純利益は84億円減の346億円だった。在庫評価損とインフレ進行、製油所整備コスト増などが影響し、減益となった。
4〜12月平均の原油価格(ドバイ)が前年度の㌭79㌦から67㌦に下落。在庫影響損が300億円に、前年同期から108億円拡大した。在庫影響を除いた実質経常利益は、32億円減の1135億円だった。
石油事業の実質益は669億円に76億円増加した。内訳はマージン数量要因で192億円増(主要4品マージン69億円増、4品外マージン96億円増、4品数量39億円減、4品外数量27億円増、輸出入39億円増)、インフレ影響など経費等の要因で193億円減、製油所トラブル解消で77億円増となった。
石油化学は事業構造改善や機能化学品の販売増で、損失16億円に33億円改善した。石油開発事業は379億円に149億円の減益となった。ヘイル油田が水攻法の実施によって順調に操業し、数量要因は135億円の増益だったが、油価下落で166億円、経費等で118億円の減益が生じた。再生可能エネルギー事業は、風力発電の新規サイトが運転開始し9億円増の9億円を計上した。
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