2026年06月12日更新
内航海運の作業改善 効率化へ指針策定へ 国交省
国土交通省は、内航海運の作業効率化に向けた指針を策定する方針だ。
船舶の離着岸時、運航時、停泊・荷役時の船員や陸上作業員の作業内容のうち改善が必要な作業を特定。方法や手順を見直すことにより非効率な業務を廃止するなど作業効率化につなげる。取引環境や船員労働環境の改善、生産性向上を図り安定的な海上輸送を確保する狙いがある。
今月から作業内容の実態調査・分析に着手する。その後、9月に調査内容を踏まえ検討会などで指針内容の議論を行い、来年3月に「内航海運業者と荷主との連携強化のためのガイドライン」へ反映を目指す。
同省が先頃開催した安定・効率輸送協議会の石油製品部会、石油化学製品部会、鉄鋼部会の合同会議では、荷主業界から指針の策定に期待を寄せる意見が目立った。
石油業界からは、船員の人手不足が深刻化するなか一層の作業効率化が必要との意見が出た。
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2026年06月11日更新
サウジ原油調整金 7月積み全油種6㌦下落 6円程度仕切り下押し?
サウジアラビア原油アジア向け公式販売価格の7月積み調整金が判明した。全油種が前月比㌭6㌦下落し、主要油種のアラビアンライト(AL)はドバイ、オマーン原油平均価格に対し9㌦50㌣の上乗せになる。
サウジ調整金はホルムズ海峡実質封鎖を受けて、5月積みのALが前月比17㌦と歴史的高騰を示した。その後は市場の混乱がやや落ち着き、6月積みは4㌦下落。7月は前月の下げ幅を上回り、2カ月連続で大幅下落となった。
7月積みの変動を足元の市場で推計すると、㍑6円程度の下落要因になる。大手元売の従来の慣例では、8月第1週(7月30日改定分)の仕切価格に反映されるが、注目された5月の大幅値上げは反映を見送ったとみられ、6月とともに7月積みについても不透明な状況だ。
2026年06月10日更新
SSでの危険物流出事故 2025年9件増65件 消防庁調査
SS(給油取扱所)で2025年中に発生した事故のうち、火災が36件と前年比9件減少する一方、流出は65件に9件増加したことが、総務省消防庁のまとめでわかった。流出事故は過去10年間で6番目に多い。原因は確認が不十分のまま設備の操作を行った「操作確認不十分」が最も多い。ただ死者が発生したり、一定量の危険物が事業所外へ広範囲に流出した事案を指す重大事故は1件にとどまっている。
危険物施設での事故状況を受け、消防庁は石油連盟、日本化学工業協会、石油化学工業協会、日本鉄鋼連盟、電気事業連合会、全国石油商業組合連合会、全日本トラック協会、日本危険物物流団体連絡協議会、日本塗料商業組合の9団体に対し事故防止対策の推進を要請した。
SSでガソリンなどが漏れ出す流出は、従業員の過失や不注意による事故が31件、設備の劣化や故障などによって起きた事故は33件、交通事故1件という状況になっている。
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