2026年05月13日更新
軽油インタンク18円10銭高139円50銭 2ヵ月で21円10銭上昇 A重油は23円台値上がり
資源エネルギー庁がまとめた3月分の軽油インタンク納入価格調査の結果によると、全国平均価格は㍑139円50銭で前月比18円10銭値上がりした。
中東情勢の悪化による原油高騰で元売仕切りが大幅上昇。産業用軽油(インタンク)への供給制限、価格急騰なども重なった。値上がりは2カ月連続。累計上昇幅は21円10銭におよぶ。A重油も20円台で上がっている。
全国平均価格の130円台は2025年5月(131円50銭)以来、10カ月ぶり。2013年以降の最高だった2025年3月(137円60銭)を1円90銭上回る。東北、中部、近畿、九州・沖縄では140円台に乗った。中部、近畿、四国は一気に20円超値上がりしている。
同時にまとめたA重油納入価格調査の結果によると、可積載量8㌔㍑以上の大型タンクローリーでの納入価格は全国平均で、122円60銭と23円50銭大幅に値上がりした。
上昇は2カ月連続。2カ月累計の上昇幅は26円30銭におよぶ。全国平均価格の110円以上は2008年8月(115円40銭)以来、17年7カ月ぶりとなる。
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2026年05月12日更新
油化ケミカルリサイクル設備 市原で商業運転年2万㌧処理 出光子会社
出光興産の子会社、ケミカルリサイクル・ジャパン(本社東京都中央区・岡村仁彦社長)の油化ケミカルリサイクル設備が商業運転を開始した。使用済みプラスチックの処理能力は年間2万㌧で、出光千葉事業所隣接の同社市原事業所に立地する。竣工式には出光の酒井則明社長も出席し、設備の安定稼働に期待を表した。
家庭や企業が排出する使用済みプラスチックを原料に、独自の油化ケミカルリサイクル(CR)技術で、軽質原油相当のCR油を生産する。CR油は出光グループの石油精製装置や石油化学装置で、マスバランス方式を適用したCR化学品などに再資源化する。
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2026年05月09日更新
OPEC プラス 有志7ヵ国増産継続 6月目標18・8万㌭/日
OPECプラス参加国のうち、自主的追加減産を実施している有志7カ国(サウジアラビア、ロシア、イラク、クウェート、カザフスタン、アルジェリア、オマーン)は、日本が大型連休中だった3日にオンラインで会合を開き、6月の目標生産量として18・8万㌭/日の増産を決めた。
自主的追加減産は有志8カ国で行ってきたが、アラブ首長国連邦(UAE)が5月1日にOPEC(石油輸出国機構)およびOPECプラスから脱退したため7カ国になった。
有志国は2023年4月に合意した165万㌭/日の追加減産を徐々に市場に引き戻している最中だ。2025年10〜12月は毎月13・7万㌭/日ずつ増産。1〜3月は季節的要因で一時停止したが、4〜5月は毎月20・6万㌭/日の増産を決めていた。6月分の18・8万㌭/日はUAEの割当分1・8万㌭/日を除いただけで、他の7カ国の増産目標数量は4〜5月と変わっていない。
イランによるホルムズ海峡封鎖後、ペルシャ湾岸産油国は原油を増産しようにもできない状態が続いており、今回の増産合意も世界の原油供給におよぼす影響は小さいとみられている。
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