2025年12月16日更新
「消費者動かしたCM」受賞 SAFの認知度向上に貢献 コスモエネHD
コスモエネルギーホールディングスが展開しているSAF(持続可能な航空燃料)の社会的認知度を向上するテレビCMが、CM総合研究所のブランド・オブ・ザ・イヤー2025で「消費者を動かしたCM展開」を受賞した。
同賞は消費者3000人に実施しているCM好感度調査をもとに、生活者の評価が高く、企業活動への貢献が認められたCMに贈られる広告賞。
2025年度は6596銘柄・1万3937作品のうち、148銘柄が選ばれた。
SAFは航空分野のカーボンニュートラル(CN)に不可欠な新燃料だが、コスト面などの課題を乗り越えるには消費者の理解が必要で、まずは社会的な認知度向上が重要とされている。
コスモ石油堺製油所では、商業レベルで国産SAFを製造する国内初の設備が稼働しており、4月から俳優の賀来賢人氏を起用し「みんなの空に新エネルギー。」のメッセージとともにテレビCMを展開してきた。
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2025年12月13日更新
年末年始渋滞予測 ピーク上下線とも1月2〜3日 高速道
東日本、中日本、西日本、本州四国連絡高速道路会社、日本道路交通情報センターがまとめた年末年始期間(12月26日〜1月4日)の高速道路の渋滞予測によると、今年は上り線、下り線ともに1月2、3日に渋滞のピークを迎えると予想している。
渋滞激化を避けるため年末年始期間中は休日割引が適用されない。一般ドライバーに利用日や時間変更など分散利用への協力を求めた。
10㌖以上の渋滞回数は上下線合わせて210回で、前年(221回)にくらべて11回減の見込み。そのうち下り線は84回、上り線は126回としている。
各高速会社の渋滞ピークをみると、東日本高速道路管内は下り線が1月2日の東北自動車道羽生パーキングエリア(PA)付近で25㌖、上り線が同3日の東北自動車道加須インターチェンジ(IC)付近35㌖と予想する。
中日本高速道路管内は下り線が12月30日、1月2、3日の東名高速道路綾瀬スマートインターチェンジ(SIC)付近25㌖、上り線は1月3日の東名阪道路・伊勢道の鈴鹿IC付近30㌖を見込む。
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2025年12月12日更新
青森沖地震でー経産省 被災中小向け資金支援 青森岩手8市11町5村対象
経済産業省は、青森県東方沖を震源とする地震発生を受けて被災中小企業・小規模事業者対策を行う。災害救助法が適用された青森県、岩手県の8市11町5村の中小企業・小規模事業者に対する資金繰り支援として「セーフティネット保証4号」を適用する。
地震被害の影響で売上高の減少したSSなど全業種の事業者を対象に青森県、岩手県の信用保証協会が一般保証とは別枠で最大2億8000万円を限度に借入金を保証。近く官報で地域の指定を告示する。
また青森県、岩手県の日本政策金融公庫(日本公庫)商工組合中央金庫(商工中金)が被害を受けた中小企業・小規模事業者に、運転資金や設備資金を融資する災害復旧貸付も行う。両県の日本公庫、商工中金、信用保証協会、商工会議所などに特別相談窓口を設け、被災事業者の実情に合った資金繰り支援を展開する。