2026年06月19日更新
北海道日高沖ガス試掘終了 探鉱・開発、可能性検討へ 石油資源開発
石油資源開発(JAPEX)は、北海道日高地域沖合での天然ガス試掘調査を10日に終了した。一部地層でガスの存在を確認したが、現時点では直ちに商業化を期待できる規模ではないと評価。今後は調査で得た地質データなどを解析・評価し、探鉱・開発の可能性を検討する。
調査では地球深部探査船「ちきゅう」を用船。3月24日から日高地域沖合約50㌖、水深約1070㍍の地点で、試掘井1坑を海面下1900㍍まで掘削した。
掘削過程でガスが存在する兆候が認められた地層に対して産出テストを実施。一部地層でガスの存在を確認し、地質データも取得した。
同エリアでの事業計画では、2020年代後半に第2段階目の掘削と開発移行判断、2030年代半ばに最終投資決定(FID)と生産井の掘削や生産施設などの開発、2030年代後半以降に生産開始を想定している。
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2026年06月18日更新
新造レストランシップに水素供給 FCシステムを採用 日本郵船ヤンマーと
ENEOS、日本郵船、ヤンマーパワーソリューションの3社は、2027年に就航予定の新造レストランシップに水素燃料電池システムを採用し、ENEOSが東京都内を中心に設置している水素ステーションから同船に水素を供給すると決定した。
新造船は、日本郵船グループが天王洲アイルを拠点に運営中のレストランシップ「LADY CRYSTAL」(レディクリスタル)の後継船。全長約48・0㍍、全幅約9・5㍍、喫水約2・1㍍、総トン数は約480㌧としている。
水素燃料電池システムは、水素を燃料として発電するため、温室効果ガス(GHG)や窒素酸化物(NOx)を排出せず環境負荷低減に貢献する。
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2026年06月17日更新
中東危機長期化円安ドル高進行 日銀、物価抑制へ利上げ予想 日本総研立石氏に聞く
中東情勢悪化以降、外国為替市場で円安ドル高が進んでいる。原油価格高騰に加え、円安ドル高も円建て原油価格を押し上げる要因となっている。一方、市場では日銀が15〜16日の金融政策決定会合で2025年12月以来、4会合ぶりに政策金利を引き上げるとの見方が強まっている。日銀の利上げは理論上、円高ドル安要因になるが、市場はどう反応するのか。日本総合研究所の立石宗一郎副主任研究員に見通しを聞いた。
為替相場は本紙が「円建て週間原油コスト」の算定に用いる三菱UFJ銀行のTTSレートで、直近の期間(9〜15日)が1㌦161円35銭。米国・イスラエルによるイラン攻撃直前(2月17〜23日)の155円13銭から、約4カ月で6円22銭(4・0%)円安ドル高に振れている。
立石氏は円安ドル高進行の要因として、中東情勢悪化による原油価格高騰で、米国の利上げ観測と日本の貿易収支悪化懸念が高まっている点をあげる。さらに「有事のドル買い」として、投資家によるリスク回避のドル買いが膨らんでいることも一因とみる。
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