2026年03月02日更新
ガソリン98.6%灯油91.0% 前年駆け込み高気温が下押し 石連12月分都道府県別販売実績
石油連盟がまとめた2025年12月の「都道府県別石油製品販売総括」によると、ガソリン販売量は前年同月比1・4%減の387万8996㌔㍑、灯油は9・0%減の182万1448㌔㍑だった。需要期の12月実績として、ガソリンは400万㌔㍑の大台を2年続けて、灯油は200万㌔㍑を2年ぶりに下回った。前年は政府の燃料油補助金縮小による駆け込み需要があったほか、灯油は気温の高さも需要を下押しした。
軽油は2・3%減の273万7848㌔㍑、ガソリンから重油までを含めた燃料油は4・0%減の1325万8864㌔㍑だった。ガソリンと軽油、燃料油は前年を3カ月連続、灯油は2カ月連続で割り込んだ。
地域別ではガソリンが34府県、軽油が37道府県、灯油が40道県、燃料油が38道府県で前年から減少した。
大手燃料商社関係者はガソリン販売量について、直営SSを運営する事業会社のセルアウトベースで前年比95%程度と指摘。ガソリン価格は12月31日の暫定税率廃止に向けた補助金引き上げで下落したが、「〝年末商戦〞は例年並み。ユーザーは価格下落を実感していると思うが、反応はあまりない」と話す。
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2026年02月28日更新
コスモエネHD SS跡地に高圧系統用蓄電所 長崎と仙台2027年度稼働目指す
コスモエネルギーホールディングスは、長崎県松浦市と宮城県仙台市のSS跡地に高圧系統用蓄電書を建設し2027年度下期の運転開始を目指す。
両蓄電所とも発電出力約2㍋㍗、蓄電池容量約8㍋㍗で、松浦市にはパワーエックス社製の蓄電池を採用する。卸電力市場に加え、需給調整市場や容量市場への参画を計画しており、コスモエネルギーソリューションズ(本社東京都中央区) が取引業務を担う。
今回の取り組みは経済産業省の「令和7年度再生可能エネルギー導入拡大・系統用蓄電池等電力貯蔵システム導入支援事業費補助金」に採択されている。太陽光発電などの再エネ出力制御率が高くなると見込まれる九州、東北地区で、電力需給の調整力として運用していく。
コスモは2024年以来、三重県四日市市、埼玉県幸手市、愛知県長久手市、大阪府東大阪市で蓄電池設備の実証を行ってきた。このうち長久手と東大阪は、営業中のセルフSSに蓄電池を設置した。
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2026年02月27日更新
「重点維持SS」選定へ エネ庁研究会 過疎地の燃料供給確保自治体と連携し支援
資源エネルギー庁は、SS過疎地の重点化と支援を強化する方針だ。重点的に支援維持するSSの候補を選定したうえで自治体の関与を促しつつ地域と連携して実施する。SS過疎地の定義である自治体内SS数などに加えて、最寄りSSまでの距離(SS間の距離)を選定基準に加えて、年度明けに数十カ所を選定することを検討している。
エネ庁は20日に「新たな地域燃料流通に関する研究会」(座長・平野創成城大学経済学部教授)の第3回会合を開き、SS過疎地の重点化と支援の強化などについて議論した。
市町村内のSS数が3カ所以下の市町村をSS過疎地と定義している。SS過疎地は2025年3月末(2024年度末)時点で全国に381市町村ある。過疎地では今後の地域における燃料安定供給確保に懸念が生じている。
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