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2025年1月15日更新
長府バイオマス発電所営業運転開始 石油資源開発など5社 国内3ヵ所目

長府バイオマス発電所 (山口県下関市)
 石油資源開発(JAPEX)など5社が出資する長府バイオマス発電所(山口県下関市)が、12月30日に営業運転を開始した。JAPEXが参画する国内バイオマス発電所では3カ所目の稼働。年間で一般家庭11万世帯分の消費量をまかなう約5億2000万㌔㍗時の売電を見込む。
 発電所の出力規模は7万4950㌔㍗で、燃料には海外から輸入した木質ペレットを100%使用。年間使用量はおよそ30万㌧でJAPEXが供給する。発電した電力は再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)を通じて、中国電力ネットワークに1㌔㍗時当たり21円で売電する。
 発電所の運営は5社が出資する長府バイオパワー(CBP)が担う。JAPEXが39・9%、東京エネシスが20・0%、MOT総合研究所が15・1%、長府製作所が15・0%、川崎近海汽船が10・0%を出資する。
 出資5社は各社の強みに応じて、CBPから運用・保守、燃料調達・輸送などの業務を受託。JAPEX子会社の「ジャペックスグリーンエナジー」は資産管理業務を請け負っている。
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