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2016年4月22日更新
9都県市首脳会議 「ORVR車」導入促進、周知徹底活動を行う
「減らそう! ガソリンベーパー」

 東京都など首都圏9都県市で構成される9都県市首脳会議は、VOC(揮発性有機化合物)の一種である燃料蒸発ガスの排出対策として給油時、走行時、および駐車時に有効な自動車側の対策としてORVR(車搭載型燃料供給時蒸気回収装置)車の導入をアピールしようと初めてポスターを作成、首都圏の高速道路のパーキングエリアに掲示するなど周知徹底活動を行っている。
 ORVR車の導入は石油業界も強く求めているものだ。住民に身近な自治体からのキャンペーンが進むことで今まで興味や関心がなかった人にも燃料蒸発ガスの問題が伝わり現在、環境省で行われている対策論議の際に石油業界の主張を後押しする動きとなりそうだ。
 9都県市はポスターのほか、特設ホームページ開設や動画サイトユーチューブに啓発動画を投稿するなど情報発信を強化。ORVR車の早期義務づけをするよう、環境省や国土交通省に対して道路運送車両法に基づく保安基準など法令改正の実現に向けて働きかけを強めている。
 対策の中でも給油時、走行時、駐車時のあらゆる場面で燃料蒸発ガスを回収し、車の燃料として再利用できる大型回収装置を装着したORVR車の導入は効果的だ。蒸発ガスの回収効率は99%。費用は1台当たり1万円程度で済む。
 ORVR導入については日本自動車工業会が現在の新車買い替えサイクルが長期化しており普及までに10年以上かかることや、欧州との自動車に関わる国際基準づくりに影響を与えるため慎重な検討を国に求めている。


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