2024年04月19日更新
人事４制度導入 働き方改革で社内ベンチャーなど シナネンＨＤ
シナネンホールディングスは働き方改革の一環として、４月から社内ベンチャーなど新たに４つの人事制度を導入した。グループ社員の市場価値向上、多様な価値観の尊重、働きやすい組織風土を醸成することで、持続的な成長・発展に向けた企業基盤の確立を目指す方針だ。
社内ベンチャー制度は起案者が主体となって新規事業を推進。適用された場合は新会社を設立し、最長３年間にわたって事業を進めることができる。
育児と仕事の両立支援ではベビーシッター割引券（１枚２２００円）を配布。小学校３年生までの子どもをもつ社員を対象としており、子ども１人当たり１日２枚および１カ月５枚まで利用できるようになっている。
社員と家族の健康を維持・向上するため、療養や通院、人間ドック・婦人科受診、生理休暇、不妊治療、家族の看護について年12日間の特別休暇を取得できるウェルネス休暇を設けた。
また病気の治療、治療後に１カ月以上の短時間勤務が必要なケースの対象範囲を拡充。標準勤務時間を６時間とする一方、体調面などを考慮しながら状況により調整していくとしている。
2024年04月18日更新
脱炭素燃料の最新動向報告 ５月14日に討論会 ＪＰＥＣ
カーボンニュートラル燃料技術センター（ＪＰＥＣ）は、５月14日に都内で２０２４年度ＪＰＥＣフォーラムを開く。
東京都中央区のＡＰ日本橋を会場に、講演とウェブ配信を併用するハイブリッド方式で実施する。石油精製の専門家が脱炭素に向けた革新的技術開発や海外最新動向を報告。参加者と意見交換し知見を共有する。
ＥＮＥＯＳホールディングスの藤山優一郎常務執行役員、日本エネルギー経済研究所の小山堅専務理事、日本自動車工業会燃料・潤滑油部会の林倫部会長が講演するほか、特別企画として欧州の有識者が脱炭素燃料に関わる政府や産業界の動向を語る。
会場では合成燃料、製油所脱炭素化、ケミカルリサイクルによるプラスチック資源循環技術開発、水素エネルギーに関する発表、ＪＰＥＣの活動に関するパネル展示を行う。
2024年04月17日更新
ガソリン堅調 売り急ぎ影ひそめ 中心値134円60銭～135円10銭 陸上スポット
陸上スポット市場は第３週に入っても、ガソリンの堅調が続いている。商社系、広域特約店によると、首都圏・製油所渡しの中心値は㍑１３４円60銭〜１３５円10銭で、前週前半比１円〜１円30銭の下落となった。
11日の仕切り改定は実質１円30銭の下落だったが、下げ幅が仕切りを下回る提示値もみられた。卸業者の売り急ぎは影をひそめており「需給のダブつき感が薄らいでいる」（都内中堅卸業者）との声が聞かれる。限られた取扱数量のなかで、卸業者が最も利益を確保できる売り時を探っている可能性がある。
ガソリンほどの堅調さではないが、中間留分も大きな市場の乱れには至っていない。軽油（未課税）の中心値は80円80銭〜83円30銭で、上値・下値ともに仕切り改定と同様に前週前半比１円30銭安となった。
灯油は82円30銭〜83円80銭、Ａ重油は79円50銭〜81円30銭が主流。関東以西の地域では暖房用燃料の需要期が終わり、需給タイト感のもとで３月までに生じていたプレミアムがはげ落ちた。灯油は１円30銭〜１円70銭安、Ａ重油は１円30銭〜１円50銭安と、一部で仕切りを上回る下落がみられた。
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